2016年9月12日 08:00
"長身イケメン"成長の濱田龍臣、オーディションに落ちてわかった役者の本質
監督からは「真境名さんを真似るんじゃなくて、彼女の心情をもとに、新しい人格を作り出したい」と言っていただいたので、聞いたお話と、自分が見ている女性の俯瞰的なイメージと、監督からお話してもらったイメージを一つにして表現しました。
――結構監督とやりとりされることは多いんですか?
「こういうことなのかな」という自分の解釈をぶつけてみて、監督の解釈とすり合わせて一つにするのが大切だと思っているので、できるだけ監督に話を聞くようにしています。監督がどういう作品を作りたいのかが一番大切だと思うので、自分がどれだけイメージに近づいていけるか、どれだけ表現できるのか、できる限り監督の意見を聞いて、さらに自分らしさを加えた表現をしていきたいなと思ってます。
○自分にしかできない演技をしたい
――自分との対話という、難しそうなシーンもありましたね。
ふだん他の人と話す時は両方の意思が疎通しきれていないですが、自分との対話シーンだと、どちらの気持ちもわかるので、スムーズに演じられたと思います。
――そういった演技や役の解釈について、普段から自分で勉強をすることもあるのでしょうか。
意外に思われるかもしれないですが、本は結構読むようにしています。