櫻坂46キャプテン・菅井友香、涙の卒業「波瀾万丈なアイドル人生でした」
アイドルグループ・櫻坂46の全国ツアー「2nd TOUR“As you know?”」の最終公演が9日、東京ドームで行われ、約7年間にわたり欅坂46、櫻坂46のキャプテンとしてグループを牽引し続けた菅井友香が同公演をもって卒業した。
事前にオープニングから最初のMCまでペンライトの使用が制限された今回のライブは、曲間にもシアトリカルな演出を挟んだ終始見どころの多い構成。英語アナウンスに続いてメンバーの高いパフォーマンス力が遺憾なく発揮されたダンストラックに突入し、そのまま「条件反射で泣けて来る」でライブは幕を開ける。無数ものLEDスクリーンが激しく点滅する中、曲中盤には山崎天が激しく髪を振り乱しながらピアノを弾くようなソロパートを披露し、その高い表現力で観る者を圧倒。ミラーボールの煌びやかな光が天井を照らす中、暗闇の中で限られた光を用いた対比が見事に活かされた演出とともに、早くも唯一無二の世界を構築していく。
続く「BAN」ではムービングステージに乗ったメンバーが、アリーナ中央から左右に移動するなどして、会場の広さを感じさせない演出で魅せる。堂々とした佇まいの森田ひかるを中心に、鋭さとしなやかさを併せ持つダンスで会場の熱量を高めると、「Dead end」