窪塚洋介、2作目のハリウッド映画でエリザベス・バンクスと共演「誇り」
俳優の窪塚洋介が、スローン・ウーレンの監督作品第2弾『Rita Hayworth with a Hand Grenade(仮訳邦題:リタ・ヘイワースと手榴弾)』で、再びハリウッド作品に出演することが13日、明らかになった。本作では、女優のエリザベス・バンクスと共演を果たす。
2017年に公開されるマーティン・スコセッシ監督最新作『沈黙-サイレンス-』でハリウッドデビューを果たす窪塚。2作目のハリウッド作品となる『Rita Hayworth with a Hand Grenade』は、『マルコビッチの穴』などのセットデザイナーや、『ハリー・ポッターと謎のプリンス』などのアートディレクターを務めてきたスローン・ウーレンの監督作品第2弾だ。
第二次世界大戦末期から戦後を舞台とする本作で窪塚が演じるのは、エリザベス・バンクス演じる戦場カメラマンと太平洋の孤島で出会い、数十年を共に過ごすことになる日本兵のヒロオ役。残留日本兵となった陸軍軍人である小野田寛郎と横井庄一をモデルにした極限状態の日本人像に挑戦する。今秋クランクインするという。
窪塚は「ハリウッドだから『出られれば何でもいい』という仕事の選び方や、『エージェントのノルマだからやらなくてはいけない』ということではなく、日本でのスタンスと同じように心のままに仕事ができるのは、ひとえにデビューが来年公開のマーティン・スコセッシ監督の作品『沈黙』であったこと、そこで重要な役を演じられたこと、そして、その作品に関わった主要スタッフが認めてくれたからこそだと思います」