真山仁「ハゲタカを超えた!」- 玉木宏主演『巨悪は眠らせない』を絶賛
作家の真山仁氏が21日、東京・六本木のテレビ東京で行われた同局系スペシャルドラマ『巨悪は眠らせない 特捜検事の逆襲』(10月5日21:00~)の制作発表会見に登場。自身の小説を映像化した今作を「原作者であることを忘れるくらい、すばらしい出来」と絶賛した。
同作は、『ハゲタカ』『コラプティオ』などの作品で知られる真山氏の長編作品『売国』を原作とした社会派ドラマ。「正義」と「夢」をテーマに、東京地検特捜部に赴任した検事・冨永真一(玉木宏)が、闇献金疑惑と宇宙開発にまつわる疑獄事件の裏に潜む悪に挑んでいく姿を、金子ありさ脚本、若松節朗監督で描く。
民放で真山氏の作品を映像化するのは、今回が初めて。作品を視聴した真山氏は「原作者のこだわりや心配を吹き飛ばすという意味では『ハゲタカ』を超えた」と、NHKで映像化されて各賞を総ナメにしたドラマと比較して絶賛し、「完成していただいた出演者・スタッフの皆さまにお礼の気持ちしかありません」と感謝の言葉を語った。
また、テレビ東京の田淵俊彦プロデューサーは、自宅で編集の上がりをチェックしていた際のエピソードを披露。洗濯物を畳みながら視聴していた妻がすっかりハマってしまい、宅急便屋が玄関に来ても「今良いところなんで、宅急便置いといてください!」