くらし情報『昇進、昇格、昇給の違い - 正しく使えている?』

昇進、昇格、昇給の違い - 正しく使えている?

昇進、昇格、昇給の違い - 正しく使えている?
同じように見える言葉なのに、全く意味が違うことがあります。社会人になって戸惑うことが多いのが、「昇進」「昇格」「昇給」なんていう、こんな意味違いの似た言葉。すべて「昇」がついているのは同じですが、一体どんな意味の違いがあるのでしょうか?戸惑いやすい、この3つの言葉の意味をご紹介いたします。

■昇進とは、地位があがること

昇進は、地位があがることです。例えば肩書が課長から部長に変わるなら、昇進です。組織の中のポジションに空きが出た場合、上司からの推薦や会議で選考・選抜等が行われ、今いるポジションよりも上のポジションの地位に任命されることを昇進と言います。似ている言葉に「昇格」がありますが、これはまた別の意味があります。

■昇格とは、社内での自分の等級があがること

昇進と似ているため間違い安い言葉が、「昇格」です。
昇格は職能資格制度で定められた、自分の能力を示す「等級」が上がることを指します。等級は、その会社における自分の資格のようなもので、推薦や人事考課、試験や面接、研修等の結果を元にして与えられます。係長から課長になったとしても、この等級が変わらない場合は「昇進」とはいえても「昇格」

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