昇進、昇格、昇給の違い - 正しく使えている?
■昇進とは、地位があがること
昇進は、地位があがることです。例えば肩書が課長から部長に変わるなら、昇進です。組織の中のポジションに空きが出た場合、上司からの推薦や会議で選考・選抜等が行われ、今いるポジションよりも上のポジションの地位に任命されることを昇進と言います。似ている言葉に「昇格」がありますが、これはまた別の意味があります。
■昇格とは、社内での自分の等級があがること
昇進と似ているため間違い安い言葉が、「昇格」です。
昇格は職能資格制度で定められた、自分の能力を示す「等級」が上がることを指します。等級は、その会社における自分の資格のようなもので、推薦や人事考課、試験や面接、研修等の結果を元にして与えられます。係長から課長になったとしても、この等級が変わらない場合は「昇進」とはいえても「昇格」とは言えません。
職能資格制度は、会社によっては別の呼び方を指す場合があり、職務等級制度や役割等級制度と呼ばれることもあります。いずれも自分の能力に応じて等級が与えられるようになっており、昇進できるかどうかの判断基準のひとつとして、等級が用いられます。ただし、この等級があがって「昇格」しても、そのまま「昇進」ができる訳ではありません。昇進はそのポストに空きがないとつくことができないからです。昇格したのに平社員のまま……なんていうこともあります。
■昇給とは
昇給は、文字通り給料がアップすることですが、ボーナスは含まれず、定期的にもらえるお給料の額がアップするということです。昇給の中には2種類あり、給与規定で定められた通りに給料があがっていく「定期昇給」と、お給料の金額を底上げする「ベースアップ」とがあります。年功序列であがったり、人事考課などであがったりする昇給が「定期昇給」、社員全員のお給料を底上げしてアップしてくれるのが「ベースアップ」です。
知っているようで、知らない「昇進」「昇格」「昇給」の違い。あなたはいくつ知っていましたか?ぜひ言い間違えて恥ずかしい思いをしないように、この機会にぜひ覚えてみてくださいね。
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