2016年10月15日 12:00
ハリポタ新作『ファンタビ』トランクや杖の小道具秘話 - 造形美術監督明かす
世界中を虜にした『ハリー・ポッター』の新シリーズの映画『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』が、11月23日に公開される。この『ファンタビ』は、原作者J.K.ローリング自らが脚本を手がけた気合十分な1作で、また新たな大旋風を巻き起こしそうな予感! すでに世界中のファンが色めき立つ中、本作の重要な小道具を手がけた造形美術監督、ピエール・ボハナが来日し、インタビューに答えてくれた。
『ファンタビ』は、ホグワーツ魔法魔術学校の指定教科書「幻の動物とその生息地」の編纂者である魔法動物学者ニュート・スキャマンダーの冒険を描くファンタジー。『博士と彼女のセオリー』(14)のアカデミー賞俳優、エディ・レッドメインが主演を務める。
ピエールは、『ハリー・ポッター』全シリーズをはじめ、『ダークナイト』(08)や『スター・ウォーズ フォースの覚醒』(15)など、さまざまな話題作の小道具に関わってきたが、『ファンタビ』でもニュートのトランクや杖、繭などの重要なアイテムを手がけている。インタビューでは、彼が持参した貴重な小道具を見ながら説明もしてくれた。
――まずは、『ファンタビ』の仕事のオファーが入った時の感想から聞かせてください。