女優のシャイリーン・ウッドリーが、不法侵入罪に対する無罪を主張している。シャイリーンは10日、ダコタ・アクセス・パイプラインの建設現場にて逮捕され、不法侵入罪と暴動への参加の軽罪に問われていた。
ミズーリ川を利用して石油を輸送するこのプランによる飲み水や川の生態系への影響を懸念し、当日はシャイリーンのほかおよそ100人が抗議活動に参加しており、そのうちの約26人がシャイリーンと同様の罪で逮捕されている。
19日にノースダコタ州で行われた裁判にシャイリーンは出廷しなかったものの、シャイリーンの弁護士が出廷し無罪を主張した。シャイリーンは今月24日にノースダコタ州マンダンにある裁判所に出廷する予定になっており、有罪が確定した場合には最高60日間の服役刑および3,000ドル(約31万円)の罰金に科される可能性があるという。
しかしシャイリーンたちの抗議活動は意味を成したようで先日、米国司法省はパイプライン建設を停止し、建設会社に進行中の全ての工事作業を中断するよう命じたと報じられていた。シャイリーンはこのことについて「素晴らしいわ。でも勝ったわけではないの。
彼らが『私たちはこのパイプラインを水に影響を与えるような別の場所に移すこともありません。