脚本家・古沢良太、織田信長(木村拓哉)&濃姫(綾瀬はるか)の関係に込めた意図
俳優の木村拓哉が主演を務める、映画『レジェンド&バタフライ』(2023年1月27日公開)の場面写真が29日、公開された。
同作は東映70周年を記念する新作オリジナル映画。「大うつけ」と呼ばれていた尾張の織田信長(木村拓哉)と、信長の元に嫁いできた「マムシの娘」と呼ばれる美濃の濃姫(綾瀬はるか)。2人の夫婦生活は最悪の出会いで始まり、互いの寝首をかこうと狙う一触即発な毎日を送るが、次第に強い絆で結ばれ、誰も成し遂げたことのない天下統一という夢に向かっていく。
今回公開されたのは、織田信長と濃姫が、力強い表情で視線を送る場面写真。今作の脚本を務めたのは、『コンフィデンスマンJP』シリーズ、『リーガルハイ』シリーズ、そして2023年の大河ドラマ『どうする家康』など、数々の話題作の脚本を担当し、大きな注目を集めている脚本家・古沢良太で、本作の為に書き上げたのは“政略のために結ばれた2人”という男と女のラブストーリーだった。
織田信長と濃姫の2人は10代半ばで政略結婚という最悪な形で出会う。「愛し合っていない2人が夫婦」となる世界であり、結婚も含めひとつひとつの選択次第で一族が滅んだり、一気に繁栄したりする状況で、水と油のような関係の2人は、同じ時間を共有し困難を乗り越えていくことで、少しずつ絆が生まれ、「天下統一」という夢に向かって奔走していく。
濃姫との関係を中心にとらえることで、新たな信長像を浮かび上がらせている。
古沢は「この作品にふさわしい信長像を作り上げようという気持ちで創作しました」と語っており、現代的な女性として描かれる濃姫の存在を通した夫婦という関係性から、“ひとりの人間”としての戦国の世に生きる織田信長を描いたという。「物語の舞台は戦国時代、常に死と隣り合わせで生きている人たちだからこそ表現できるものは、どうしたってドラマチックになる。些細なやり取りであっても愛おしさがより大きく、儚さがより深く伝わるはず」と意図を明かしている。
(C)2023「THE LEGEND & BUTTERFLY」製作委員会
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