2016年11月2日 12:00
独占スクープ「映画『デスノート』の最終ページ」 5時間4万字の記録 (15) 松坂桃李、死神・ベポ抜てきの"40分"とは? 原作コミック13巻から現実世界へ
『デスノート』『デスノート the Last name』(06年)、スピンオフ作『L change the WorLd』(08年)で大成功を収めた実写『デスノート』シリーズ。誕生から10年の時を経て、映画『デスノート Light up the NEW world』(10月29日公開)で、まさかの続編として復活を遂げる。果たして、その"最終ページ"には一体何が書き込まれたのか。
マイナビニュースでは「独占スクープ 映画『デスノート』の最終ページ」と銘打ち、すべての作品を企画・プロデュースしてきた日本テレビ・佐藤貴博プロデューサーの「今だから語れる」証言を中心に、全20回にわたってその歴史を掘り下げていく。インタビューは合計約5時間、4万字近くにも及んだ。第15回は「死神CG技術の進化」「松坂桃李起用の背景」。
○原作作画・小畑健も一発OKのクオリティ
――今回の死神は、現実世界にいてもおかしくないような質感に仕上がっていました。
はい、まず前作はその当時の実写映画内でのCG表現を金子修介監督が鑑みて、あえて人形ぽい死神、肌の質感とかもセルロイドっぽくすることで、その場に居る感じを狙っていた。