くらし情報『東京国際映画祭・東京グランプリは『ブルーム・オヴ・イエスタディ』- 邦画2作品は受賞ならず』

2016年11月3日 17:11

東京国際映画祭・東京グランプリは『ブルーム・オヴ・イエスタディ』- 邦画2作品は受賞ならず

東京国際映画祭・東京グランプリは『ブルーム・オヴ・イエスタディ』- 邦画2作品は受賞ならず

第29回東京国際映画祭のクロージングセレモニーが3日、東京・EXシアター六本木で行われ、最高賞である東京グランプリにクリス・クラウス監督によるドイツ=オーストリア合作映画『ブルーム・オヴ・イエスタディ』が輝いた。

東京グランプリの発表は、審査委員長を務めたジャン=ジャック・ベネックス監督が担当。「映画はそのときの悲劇の瞬間を描写しますが、年々にそのイメージが薄れ、思い出も消えてしまいます。卓越した映画作りとは、それを越えて過去の罪を正しい視点でまた伝えるというもの」とした上で、『ブルーム・オヴ・イエスタディ』と作品名を発表した。

クリス・クラウス監督は、ベネックス監督からトロフィーを、そして、プレゼンターとして登場した小池百合子東京都知事から表彰状と麒麟像を受け取ると、それらを高々と掲げて喜びを爆発。「非現実的でシュールな気分です。特に、19、20歳のころにベネックス監督の映画を見ていたので、同じ舞台に立てて夢がかなったような気持ちです」と興奮気味に話した。

同作は、ホロコーストというヘヴィーな題材を、ユーモアや恋愛を交えて描いた作品。
クラウス監督は「この映画をつくることは簡単ではなかったので、本当に感動しています」

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