森七菜、オーディション後に泣きながら帰ったエピソード「半袖短パンで渋谷を」
女優の森七菜が9日、都内で行われたNetflixシリーズ『舞妓さんちのまかないさん』(1月12日より全世界独占配信)の配信記念プレミアイベントに、W主演の森七菜、出口夏希、共演の蒔田彩珠、橋本愛、メガホンをとった是枝裕和監督とともに出席した。
2016年より漫画誌『週刊少年サンデー』にて連載中の小山愛子による同名人気コミックを、Netflix作品を初めて手がける是枝監督が総合演出・監督・脚本を務めドラマ化。京都の花街を舞台に、舞妓さんたちが共同生活を営む屋形の「まかないさん(=ごはんを作る仕事)」となった主人公のキヨ(森)が、青森から一緒にやってきた親友であり舞妓のすみれ(出口)とともに花街で暮らしていく日常を、華やかな芸舞妓の世界と美味しいごはんを通して綴る。
この日、着ていた着物のポイントを聞かれた森は「私は1話でしかお稽古をしていなくて(笑)、浴衣を着ただけだったので、(着物を)着させていただけて嬉しいです。今日は"もしキヨが着物を着てお出かけしたら"っていうテーマです」と笑顔で語り、キヨを意識して頭には手ぬぐいを巻いていたが「今日はちょっとおめかし用の手拭いみたいです」と声を弾ませた。
また、森と出口と蒔田はオーディションで選ばれたそうで、是枝監督は「森さんをオーディションに呼ぶというのはキャリア的にも申し訳ないなと思いながら、ただこの役に1番ハマる子をということで"新人でも"という意識で臨みましたが、森さんを見てしまったら森さん以外あり得ないなって途中で気づきました」と告白。
これに、1度目のオーディションでキヨをうまく表現することができず、泣きながら帰ったという森は「キヨ用に服を着ていったので半袖短パンだったんですけど、"あの子大変だな"って思われるくらい渋谷を泣きながら帰りました」と回顧し、「是枝さんが2回目のオーディションが終わったときに『もう泣かないで帰って大丈夫だよ』って言ってくれたんですよ(笑)。どこからか聞いたんだなと思いましたが、そういう優しさがキヨを作るにあたっての余裕というか、気持ちの豊かさを育ててくれたので、是枝さんには感謝しています」と吐露した。
さらに、イベントでは、観客からの質問に登壇者が答えるという企画も行われ、20歳になる前にやっておいたほうがいいことを聞かれた森は「私まだ21なんですけど…」と戸惑いつつ、「20歳になると遊びが変わってくるっていうじゃないですか。まさしくそうだなと思っていて、お酒を飲むことが増えたり、車を運転できたり、そういうことも今は楽しいけど、後戻りできないなって感じるんです。友だちが『車をまわしてくれる』って言ってくれると、あのころの煩わしいバスのアレはないんだなって思うので、そういうエモさをいっぱい感じてください。エモーショナルに生きてください」とアドバイスを送った。
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