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市原隼人&三代目JSB山下健二郎、男らしくてピュアなコンビが繰り広げるそれぞれの恋模様とは?

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市原隼人&三代目JSB山下健二郎、男らしくてピュアなコンビが繰り広げるそれぞれの恋模様とは?

●女性とのキスシーンは初めての経験
京都の老舗和菓子屋を舞台に、美人三姉妹の恋を描いていく人気コミック『福家堂本舗』がAmazon プライム・ビデオのオリジナルドラマ『福家堂本舗 -KYOTO LOVE STORY-』として実写化された。次女・福吉あられ(早見あかり)&和菓子職人・宮迫健司(市原隼人)、長女・雛(佐々木希)&老舗百貨店の御曹司・桧山薫(三代目 J Soul Brothers 山下健二郎)、三女・ハナ(宮野陽名)&同級生の庵智(前田旺志郎)、3組のラブストーリーが繰り広げられる。ドラマ撮影の裏側に密着した『メイキング オブ 福家堂本舗 前編』も9日より配信開始。

今回は、役名が"健司"の市原、本名が"健二郎"の山下という"W健ちゃんコンビ"が登場。視聴者人気の高いこの2人に、撮影の裏側やタイプの女性など、いろいろと話を伺った。

○互いに、一緒に食事に行きたいと思っていた

――おふたりはあまり作中では絡んでいないのかな? という印象でしたが、"W健ちゃん"として人気がありますよね。

山下:実は撮影で絡んだのは、3回くらいなんですよね。

市原:でも本当に、一緒に食事に行きたいと思っていました。


山下:ね!(笑) ずっと食事に行きたかったけど、なかなかスケジュールが合わないんですよ。

市原:作品の中でも会うシーンがほとんどなかったので、行きたいですね。京都では一緒にナビ番組の撮影をしました。山下さんが京都出身なので、「京都の良いところを教えてください」と言って。

山下:そうそう。本当はもっと、現場も一緒で絡めればよかったんですけど、これからもっと仲良くなれると思います。

○互いに良かったと思ったシーン

――あまり撮影は被らなかったというおふたりですが、ドラマを見てお互いのシーンでここが良かった、キュンとしたというシーンを教えてください。

山下:恋愛シーンはもちろんですけど、職人として、手際よく和菓子を作ってるシーンが印象的でした。
木の型にピンク色の粉を入れて、パンってひっくり返す手際の良さがかっこ良かったんですよね。ふだん見ることのできない一面を見れたというか。和菓子作ってるところ、なかなか見ないじゃないですか。似合ってたしかっこ良かったです。

――市原さんはいかがでしょうか?

市原:え~と……。

山下:ないっしょ。

市原:いやいやそんなことない!(笑) 山下さんは初対面の方にも研究心を持って、周りにアンテナを張って気遣いできる優しい方で、それが芝居にも出てたように感じました。一つ一つが丁寧なお芝居で。


山下:ここ、太字でお願いします!(笑)

市原:あとはやっぱりキスシーンですね!

山下:そうですよね。

市原:そういう役って今までありますか? 色恋とか。

山下:女性とのキスシーンは、初めてです。舞台で、男とのキスは何回もあるんですけど(笑)。リーダーの(小林)直己さんと、稽古を含めて200回以上しまして、もう最後の方は慣れてましたね。

●山下公認!? 市原隼人が"五代目"就任
○背景を抱えたミステリアスな役

――改めて役柄を見ると、山下さんは、最近公開した映画『HiGH&LOW THE MOVIE』とは全然違う、老舗百貨店の御曹司を演じられましたが、いかがでしたか?

山下:そうですね、全然違いますね(笑)。ミステリアスなところがあったり、家庭にコンプレックスがあったりと、複雑な役だったんですけど、自分にない部分を演じさせていただいたので、非常に勉強になりました。いろんな役をやって、これからもチャレンジしたいという気持ちになれました。


――市原さんは胸キュンシーンもありつつ、胸に色々秘めた職人さんという役どころで。

市原:京都が舞台ということで、建物や着物、接し方にしてもしきたりにしても、すべてが日本らしくて、その中での立ち振る舞いというのが独特な作品でした。本音と建前が渦巻く中で、自分の言葉と本音のギャップがある役も多かったのですが、言葉と言葉の間や表情が好きで、自分を出せずに前に進めない姿、逡巡している姿が印象的でしたね。

――皆さん、色々背景に抱えてらっしゃるという設定でしたね。

市原:そこがひとつ、壁を乗り越えていくと展開が進んでいくのが、すごく魅力的な作品だなと思いました。

○作中でタイプの女性は

――作中での女性陣、雛(佐々木希)、あられ(早見あかり)、ハナ(宮野陽名)、市雀(小島藤子)の4人の中でタイプの方を教えてください。

市原:タイプなんてないですよ! 好きになった人が好きなので!
山下:男らしいですね。僕は雛さんかな、やっぱり。
長女であり、面倒見のいい一面もあり、手際もいいし、知的な感じもするじゃないですか。僕が次男で、けっこう自由奔放なもんで、ちょっと引っ張っててくれる、家庭的な女性の方がいいなと思いました。

――先ほど市原さんの手際の良さもほめてましたが、手際がいいのは重要なんですか?

山下:そうですね、好きですね。

――市原さんはいかがでしょうか?

市原:やっぱり、あられですね。繊細さと大胆さの振り幅がすごく大きいですし、一緒にいたら絶対毎日ケンカしてるんだろうなって感じなんですけど(笑)。

山下:あられちゃんは、あかりちゃんそのままですよね。どっちが本物かわからない(笑)。

市原:漫画から飛び出してきたような(笑)。
本当に、主演があかりだからこそ、みんながそれぞれ肩書きを外しても話せるくらい、仲が深まったと思うんです。あそこまで全部さらけ出す女優っていないと思うんですよね。相手にどう思われるかわからないし、勘違いされることもたまにはあると思うのですが、臆することなく作品に身を委ねていける勇気がすごいですね。

山下:撮影中もあのまんまですよね。素敵です。

――おふたりの間ではいかがですか? 撮影に入られてイメージの変化や、逆にそのまんまだったところなど。

山下:市原さんといろいろ話して、本当にいい男だなと思いました。イメージそのまんま変わらず、ピュアで真っ直ぐで、男らしい。
僕の会社も、まあ男らしい会社なんですけど、他社で久々に男らしい方と出会ったなと思いましたね。ダンスができれば、一緒のグループでもやれるなと(笑)。

市原:五代目、就任してもいいですか?(笑)

山下:四代目から考えましょう(笑)。

市原:僕は初対面の前にイメージ持ちたくなくて、顔を合わせて知っていきたいタイプなのですが、初めてお会いした時から、謙虚さとピュアさが伝わってきました。常に、人に対しても情報に関してもアンテナを張って、どこに対しても好奇心があるような姿が印象的でしたね。一緒にいると、いつも新鮮でした。

○京都撮影でリフレッシュ

――ちなみに京都の撮影では、何かお土産を買われたりしたんでしょうか。

山下:僕は京都出身なんで、土産はあまり買わなかったです。けっこう実家から撮影現場に通ったりもしていたので、家族にも会えたし、母親の手料理も食べられたので、良い機会だったなと思いました。市原:僕はベーシックなお守りを、下鴨神社で買いました。あとはおいしい食べ物をたくさん食べましたね。京都で撮影があると、本当に嬉しくてたまらないです。

山下:何か食べてたね。写真がいっぱい送られてきました(笑)。

市原:おいしいご飯がたくさんあるので、それが幸せでした。

山下:けっこう、リフレッシュできましたね。

――それでは、最後に作品の見どころを教えてください。

山下:桧山は普段は標準語で話してるんですけど、関西弁に変わる瞬間があるんですよ。そのシーンがすごく良くて、思いを伝えたいために、鎧を脱いで素の桧山に戻った瞬間だと思うので、見ていただきたいですね。

市原:全体を通して、京都の街並みが印象的ですし、着物や京菓子もすごく素敵なので、色々な面で楽しんでいただけると思います。なんと言ってもラブストーリーなので、三姉妹の恋に感情移入していただいて、見終わった後に、学校や職場や食卓で、会話の中に福家堂本舗を入れていただけると嬉しいです。「私はああいう恋がいいな」「ああいう人がいいな」と、題材にしやすい作品だと思います。

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