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PSYCHIC FEVER、作詞曲でファンへの感謝を表現「皆さんからのコメントがすごく支えに」

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PSYCHIC FEVER、作詞曲でファンへの感謝を表現「皆さんからのコメントがすごく支えに」

●『PSYCHIC FILE I』に込めた思いや制作裏話
2022年9月から約半年間、活動拠点をタイに移して武者修行を行った7人組ボーカルパフォーマンスグループ・PSYCHIC FEVERが、5月17日に1st EP『PSYCHIC FILE I』をリリースし、6月13日から初のライブツアー「PSYCHIC FEVER LIVE TOUR 2023 “P.C.F”」に挑む。タイでの経験も活かした同EPは、疾走感のあるリード曲「BAKU BAKU」をはじめ、メンバーが作詞に初挑戦した「ForEVER」や2曲目の作詞曲「Nice & Slow」など、全7曲を収録している。同アルバムの魅力や制作の裏話について7人に話を聞いた。

――『PSYCHIC FILE I』の魅力をどのように感じていますか?

JIMMY:『PSYCHIC FILE I』というタイトルは自分たちで決めたのですが、実験のファイルのようなイメージで、これまで得てきたものをトライする場所にし、新たな扉を開けたいという思いが込められていて、その一つ目ということで「I」にしました。すごくアップテンポなものもあれば、「ForEVER」や「Nice & Slow」のように語りかけるような優しい歌詞のものもあり、いろいろな魅力を感じていただける内容になっています。

――リード曲「BAKU BAKU」の魅力も教えてください。

中西椋雅:「BAKU BAKU」はタイでレコーディングし、タイにいる間にできた楽曲で、僕たちの今までのストーリーに加え、タイでの経験も入っているからこその表現になっています。表の面ではキラキラしている僕たちを表現し、裏の面では孤独や不安などの思いを表現していて、歌詞だけ見るとネガティブな要素もありますが、何回も聴くとすごくハッピーになる曲になっているので、日々の活力になればうれしいです。
通勤中や通学中など、1日の始まりに聴いてもらうとよりポジティブになれると思います。

――「BAKU BAKU」の制作で印象に残っていることやこだわったポイントをお聞かせください。

WEESA:MVで僕たちのこれまでのストーリーを表現しているのですが、バスの上に乗ったりバスの中で歌っているシーンは、バスに乗って日本一周した2019年の武者修行を表現しています。下積み時代を含め、僕たちが今まで経験してきたことがMVに詰まっていて、MVと歌詞を照らし合わせることでより曲の情景をイメージしていただけると思います。

小波津志:どこか不安げのある表現をどうにかできないかというのはすごく考えていて、表情を硬くレコーディングに臨みました。表情だけでも声色が変わるので。不安だけど思いは強いので、腹圧も意識しました。この楽曲は一緒に歩んでいこうという意味が込められているので、聴いてくださる皆さんの人生、日常の後押しになったらうれしいです。


――皆さんが作詞を手掛けられた「ForEVER」と「Nice & Slow」も収録されていますが、作詞に初挑戦した経緯を教えてください。

小波津:もともと自分たちで作詞をやりたいと話していて、タイでの半年間の活動の中で糧になったのが、ファンの皆さんからの手紙やメッセージだったので、感謝の気持ちを表現したいということで作詞させていただきました。まず全員サビを書いて、それをずっとお世話になっているラッパーのELIONEさんにまとめていただいて、歌わないパートも全員書いてそれを一つにしたので、すごく思い入れのある大切にしたい楽曲になりました。

――みんなで集まって歌詞を考えるのではなく、それぞれ書いてからまとめるという作り方だったのですね。

小波津:そうですね。それぞれの思いを書いて、それがまとまったときに仮レコーディングをして、そこで生まれる表現もありました。しっかりと歌詞を伝えたいので、パフォーマンスする際にはそこをより意識したいと思います。

――「ForEVER」でお気に入りの歌詞を教えてください。


半田龍臣:僕が書いたところになりますが、「TwitterにInstagram キミのメンションでHappy」という歌詞がお気に入りです。デビューしてすぐタイに行き、応援してくださる皆さんと会えない時間が増えてしまったのですが、「日本から応援しているよ」「タイでのイベントを見て元気をもらったよ」といった皆さんからのコメントがすごく支えになっていたので、その思いを歌詞にしました。どう歌詞に入れようか悩みましたが、「シンプルなほうが伝わりやすい」という意見をいただき、そのまま歌詞に。全世界の方がTwitterやInstagramを知っていると思うので、いろんな方に伝わるといいなと思っています。――「Nice & Slow」に関してはいかがでしょうか?

渡邉廉:僕のパートで「口だけより行動 Set your heart in motion 俺らいつもDo it like this」という歌詞があり、「口だけではなく行動して皆さんのハートを動かしています。それが僕たちのやり方です」という意味なのですが、聴いてくださる皆さんにそれが伝わったらいいなという思いでレコーディングしました。

●振り付けから歌詞が生まれたアゲ曲も誕生

――『PSYCHIC FILE I』に関して、ほかにも注目してほしいポイントなどありましたらお聞かせください。

剣:「Up and Down」はパフォーマンスを意識した楽曲で、ライブをイメージしています。
タイではライブをする機会が多く、音楽があるからこそ通じ合っているという感覚をすごく味わいました。そして、「僕たちの楽曲って皆さんどう乗っているんだろう?」と思ったときに、「(手を上下に動かす)Up and Downじゃない!?」という話になり、振り付けでUp and Downの動きをサビに入れることになり、そこから歌詞も生まれました。JIMMYが振り付けしてくれたのですが、パフォーマンス発信で音楽になっていくのもいいなと。この曲は僕たちの中でアゲ曲で、タイでがむしゃらにライブしたからこそできた楽曲だと思います。

――サビのUp and Downのところはライブですごく盛り上がりそうですね。

剣:めちゃくちゃ盛り上がると思います。楽しみです!

――タイでの武者修行でパワーアップされましたが、今後はどのようになっていきたいと考えていますか?

中西:EPもリリースされ、6月13日からは初めての単独ツアーが始まります。タイでの経験があったからこそ生まれた楽曲もあり、ライブも盛りだくさんの内容になると思うので、ぜひ来ていただきたいです。
そして、タイで活動したからこそ、これからよりグローバルに活動していくと思いますし、世界中を飛び回れるくらい僕たちのエンターテインメントをよりたくさんの方に知ってもらえるように頑張っていきたいと思いますので、引き続き僕たちの活動を楽しみにしていただけたらと思います。

――タイに行ったことで目標が変わったということはありますか?

中西:これまでもグローバルに活躍できるアーティストになりたいと話していましたが、より具体的になった気がします。タイで活動しているときに韓国に行き、K-POPの皆さんのパフォーマンスを見て悔しい思いもしましたが、だからこそより気合が入りました。目標は変わっていませんが、さらにやりがいを感じ、もっともっと力をつけていきたいなと。僕たちのパフォーマンスの幅も絶対に広がったと思いますし、日本だけでは気づけなかったことにタイに行って気づけたので本当にいい経験になりました。

■PSYCHIC FEVER(サイキック フィーバー)
LDHが運営するダンススクール「EXPG STUDIO」の精鋭が全国から集まった7人組グループ(小波津志、WEESA、剣、中西椋雅、渡邉廉、JIMMY、半田龍臣)。2019年に結成。ダンス、ボーカル、ラップ、ビートボックスと多彩なスキルを持つボーカルパフォーマンスグループで、2022年7月13日にデビュー。
同年9月から半年間、活動拠点をタイに移して武者修行を敢行した。世界に通用するグローバルアーティストを目指し、“ビルボードチャートグローバル1位”の目標を実現するべく挑戦を続けている。

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