2023年5月31日 11:00
川島海荷、主演舞台で“時間の儚さ”実感「家族に会いたくなった」
私は言葉を強く言いがちですが、亜寿はそうではないんだなと思いました」
川島は役に引っ張られることが多いそうで、亜寿の影響を受けて「最近少しおとなしくなりました(笑)」と明かす。
「作品によって変わることがあり、活発な役を演じると普段も動きたくなるのですが、今回はごく静かに生活できている気がします。セリフに追われているからというのもあるのですが」
また、本作について「世界観が2つか3つぐらいある」と言う。
「演劇がテーマになっているのですが、演じる人自身の本心が見えてくるというか、登場人物たちの表の姿と、裏で感じていることや思っていることの両面が見える作品になっていると思います。また、ファンタジーな部分、現実の部分、演劇チックな部分というように、この物語の中に何個か世界観があるので、その切り替えがすごく難しくて。自分の中でも整理し、今自分はどこにいるんだろうと確認しながらやっています」
舞台のあとに、ドラマも放送される本作。演劇の模様を放送するだけでなく、ドラマのために撮影した新たな映像もプラスされるそうだ。
川島は、舞台を見たことがない人にもこのプロジェクトをきっかけに興味を持ってもらいたいと期待している。