佐々木希、新たな武器"低い声"を開拓! ハリウッド映画吹き替え初挑戦で「声の幅が広がった」
女優の佐々木希が、映画『キングコング:髑髏島の巨神』(公開中)でハリウッド映画の吹き替えに初挑戦。神話の中だけに存在するとされた謎の島・髑髏島(ドクロトウ)を舞台に、キングコング誕生の起源を描いた本作で、アカデミー賞女優ブリー・ラーソンが演じたヒロイン、写真家のウィーバーの声を演じた。
勇敢で芯の強い彼女の声を演じるにあたり、佐々木は"声の低さ"を意識したとインタビューで明かしてくれた。そして、今回開拓した"低い声"は「ほかの仕事にも生かせる」と新たな武器に。また、同じ女性としてウィーバーをどう見たか、今後挑戦してみたいことなども聞いた。
――まずは、ハリウッド映画の吹き替えに初挑戦した感想をお聞かせください。
吹き替えが初めての経験だったので、すごく難しかったです。映像で動きがあっても自分は動けない。
少しの動きで…例えば、走っているシーンでその場で少し地面を足でドンとやって踏ん張ると、その足の音も入ってしまうそうで、足踏みもできない状態だったんです。まったく動いたらいけないということにびっくりしました。
――普段の演技とはだいぶ違いましたか?
そうですね。動けないというのと、映像の中でそのキャラクターがどんな気持ちでいるのか瞬時に察知して、キャラクターのお芝居を見ながら演じるというのは、普通にお芝居するより難しかったです。