ロックバンド・X JAPANを襲った悲劇の連鎖…Toshlの洗脳、バンド解散、HIDEとTAIJIの死、そして復活。ハリウッドが製作したX JAPANのドキュメンタリー映画『WE ARE X』(公開中)で、彼らの封印された壮絶な歴史が描かれている。このたび、リーダーYOSHIKIへインタビュー。前編では、ToshlやHIDEへの思い、解散や再結成のときの心境などを聞いたが、この後編では、先月4日に開催された、念願の英ウェンブリー・アリーナでの公演の感想や、今後の活動について聞いた。
――今回のウェンブリー・アリーナの成功により、米マディソン・スクエア・ガーデン、YOSHIKIさん単独での米カーネギー・ホールとあわせて、音楽の3大殿堂制覇という快挙を達成されました。映画の中で、2014年のマディソン・スクエア・ガーデンでの公演が大きく取り上げられていますが、このときはどんな思いでしたか?
やっと人生の新たなショーの扉をあけたような感覚でしたね。
――そして、3月4日にウェンブリー・アリーナ公演を開催されましたが、いかがでしたか?
ファンの方たちに見守られてなんとか乗り切ることができました。