くらし情報『映画『3月のライオン』は原作をどう立体化したのか? それぞれの視点 (4) 神木隆之介は、"英才教育"で撮影の力学を知る俳優 - 大友啓史監督』

2017年4月20日 11:00

映画『3月のライオン』は原作をどう立体化したのか? それぞれの視点 (4) 神木隆之介は、"英才教育"で撮影の力学を知る俳優 - 大友啓史監督

映画『3月のライオン』は原作をどう立体化したのか? それぞれの視点 (4) 神木隆之介は、"英才教育"で撮影の力学を知る俳優 - 大友啓史監督

漫画家・羽海野チカによる大ヒット漫画『3月のライオン』。第18回手塚治虫文化賞マンガ大賞、マンガ大賞2011など様々な賞を受賞し、アニメ化も行われるなど幅広い層から愛されている。将棋界を舞台に、プロ棋士である1人の高校生・桐山零が、壮絶な過去を持ちながらも周囲の人間との関係を深め、成長していく。

個性豊かなプロ棋士達、零と交流を深める下町の川本家の姉妹たち、零の育ての親である棋士・幸田家の家族など、それぞれのキャラクターの背景や思惑がより合わさった人間ドラマが2部作として映画化され、すでに前編が3月より上映中、後編も4月22日より公開となる。

メガホンを取った大友啓史監督は稀代のヒットメーカーであり、プロデューサーからは「原作を読んだ瞬間に大友監督の顔が浮かんだ」と言われ、数年かけてこの作品を公開まで導いた。原作ものも数多く手がける大友監督だが、久しぶりの人間ドラマ、そして主演の神木隆之介をどう捉えているのか。

○日本人がみんな「神木隆之介の母」状態に

――今回のキャスティングには、主人公の桐山零と神木さんに重なる部分もあったということですが、監督の目からみてどのような印象でしたか?

彼の心の中の作業だから、役とどういう風に自分を重ね合わせていくのかは、周りから見てもわからないですよ。

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