くらし情報『映画『3月のライオン』は原作をどう立体化したのか? それぞれの視点 (14) 神木隆之介は、外圧をうまく吸収して主役になる - 谷島正之プロデューサー』

2017年4月30日 11:00

映画『3月のライオン』は原作をどう立体化したのか? それぞれの視点 (14) 神木隆之介は、外圧をうまく吸収して主役になる - 谷島正之プロデューサー

映画『3月のライオン』は原作をどう立体化したのか? それぞれの視点 (14) 神木隆之介は、外圧をうまく吸収して主役になる - 谷島正之プロデューサー

漫画家・羽海野チカによる大ヒット漫画『3月のライオン』。将棋界を舞台に、プロ棋士である1人の高校生・桐山零が、壮絶な過去を持ちながらも周囲の人間との関係を深め、成長していく。個性豊かなプロ棋士達、零と交流を深める下町の川本家の姉妹たち、零の育ての親である棋士・幸田家の家族など、それぞれのキャラクターの背景や思惑がより合わさった人間ドラマが2部作として映画化され、前編・後編が公開中だ。

連続インタビューの最終回となる今回は、主役を務めた神木隆之介について、改めてプロデューサーから見た印象を聞いた。

○リアルと役柄が同化するドキュメンタリーに

――実は先に神木隆之介さんに取材をしたのですが、「谷島プロデューサーに言っておきたいことはありますか?」と質問をしたら、「本当に何も言うことはないです、差し入れがおいしかったです」というお話でした。

え~、それだけ!! がっかりだな(笑) でも『3月のライオン』の棋士たちじゃないけど、本物のプロって「やるだけやって、帰る」という姿勢ですし、この映画のテーマも職業、プロというところにあるんですよね。結局のところ、好きなことを見つける人生じゃないですか、人間って。

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