蛯原友里の後輩モデルを直撃! - マスコミ大注目、股下81センチの14歳ハーフ美少女
●母と東京に来た時にスカウトされる
蛯原友里、押切もえらが所属する芸能事務所・パールに昨年、期待の新人モデルが所属した。名前はレイモンド愛華。日本人の母、カナダ人の父を持ち、大阪生まれの大阪育ちの14歳・バイリンガルガルだ。
今年3月9日売りのスポーツ紙『スポーツ報知』では「14歳の股下81センチモデル」、ファッション系ニュースサイト『モデルプレス』でも「注目の人物」として取り上げられるなど、早くもマスコミから熱い視線が注がれている。
すでに「超十代」など大型ファッションイベントにも出演。緊張するそぶりを見せず、その場を楽しむように颯爽とランウエイを歩いた。目の前の芸能界の荒波は、彼女の瞳にどのように映っているのか? デビューから現在、未来に向けての言葉を記録した。
――大阪在住と聞きました。
はい。今日、新幹線で来ました!
――スカウトされたことがきっかけで、この業界に入ったそうですね。
お母さんと東京に遊びに来た時、109辺りでスカウトされました。スカウトされたのは初めてではなかったんですが、「さすが東京やなぁ」と(笑)。芸能は、そこまで憧れていたわけでもないんです。ファッション誌もあまり読んだことがないくらいで、お母さんから勧められて事務所に入りました。
――勧められていたのはスカウトされる前から?
はい。モデルスクールもお母さんの勧めで通っていて、そんな時に東京に遊びに行くことになって。
モデルスクールは習い事みたいなイメージでした。事務所に入ったのも、楽しそうやなぁと思ったくらいで(笑)。はじめるきっかけは、そんな軽い感じでした。スクールではウォーキングやメイク、演技を習っていました。楽しさは感じてはいましたが、実際に芸能人になりたいとまでは思いませんでした。
――スカウトされた後、お母さんからはどのように説得されたんですか?
半分は「どうする?」、もう半分は「やりなさいよ!」みたいな感じです(笑)。「あんた、勉強できないでしょ!」って(笑)。写真を撮ってもらったりするのも楽しかったし、やってみようかなと思いました。
――お母さんが日本人で、お父さんがカナダ人。生まれてからは、ずっと大阪ですか?
生まれも育ちも大阪です。お兄ちゃん2人と弟1人の四人兄弟です。英語はちょっとだけしゃべることができます。お父さんとは英語で、兄弟やお母さんとは日本語。お父さんとお母さんは英語で会話しています。お父さん、何年も日本に住んでいるのに、まだ日本語しゃべれないんです(笑)。
――食卓を囲む時は何語?
パパとは英語で、それ以外は日本語です。
――お父さんが家族に説教する時はもちろん英語。
英語です。何を言ってるのか分からなくても、すごく怒っているのは雰囲気で分かります。料理はお父さんの方がうまくて、いつも作ってくれます。一品料理が多いです。
――芸能界に入ることに関して何か言われましたか?
お父さんは「どっちでもいいんじゃない?」みたいな感じです。事務所に入ってからお父さんの態度は変わっていませんが、お母さんは「すごいやん! おめでとう!」って大はしゃぎ(笑)。
――先日、ファッションショー「神戸コレクション」にも出演されましたね。
いかがでしたか?
「神戸コレクション」で初めてのランウェイを歩きました。ちょっと緊張していたんですけど、後ろの子に「緊張するね」と話し掛けてみたら、「大丈夫! 自分がいちばんだと信じて!」とすごく励まされました。その子も初めてだったみたいなんですけど(笑)。
本番よりも、オーディションで緊張するタイプです。本番は「わー! すごい!」「こんなところ歩くんだ!」 みたいに楽しくなりますが、オーディションは……。よくお母さんが勝手に事務所に書類を送って、オーディションを受けることが多かったです。
――オーディションは慣れないものですか?
慣れないです……。
――ファッションショーの方が緊張しそうですが(笑)。
ランウェイを歩いている時はどんなことを考えてたんですか。
スクリーンに映すためのカメラがたくさんあるなぁ、とか。
●NMB48・植村梓に救われる
――結構冷静ですね。
でも、終わってから「ヤバイ! どうしよう!」って慌てちゃいました。あとで興奮するタイプなのかもしれません。こけなくてホッとしました。
――新川優愛さんとツーショット写真を撮られていましたが、会場にはそのほかにもたくさんの人気モデルが集結しています。
本当にすごいなと思いました。
みなさん、スタイル抜群。
――さすがに「私も負けてない」とは思えなかった?
ならなかったです(笑)。とにかく興奮して、キョロキョロしちゃいました。
――現場で仲良くなった人もいたそうですね。
リハでたまたまなんですけど、NMB48の植村梓ちゃんと話して仲良くなりました。知り合いを作ろうと思って思い切って「初めてですか?」と話し掛けたら、「初めてです」と答えてくれて、「仲間や!」と。LINEも交換してもらえました。
○先生から「LINEニュースに載ったやろ?」
――3月からは、ファッション誌『ラブベリー』のレギュラーモデルを務めています。撮影現場はいかがですか?
雑誌は前から知っていたんですが、そこに出られると聞いてびっくりしました。私服を持っていって、メイクしてもらって、スナップみたいな感じで外で撮りました。オーディションの時は緊張していたんですが、撮ってもらっているうちにだんだん緊張が無くなりました。
――写真撮られるのは、もともと好きだったんですか?
ランウェイよりも、写真撮影の方が安心できます。コケても怒られないし。
――さっきから転ぶのをすごく気にしていますね。
コケやすいんです。ヒールとかはいているとクネッとなります。
――気をつけてくださいね(笑)。芸能界入りして、周囲の反応は?
この前、先生に「レイモンド!」と呼び出されたことがありました。「お前、LINEニュースに載ったやろ?」「暇で携帯見てたら、お前そっくりなやつがおった」と(笑)。
――あまり周りには言ってなかったんですか。
はい。友だちから「ニュース載ってるけど、これホンマ?」と聞かれたので、「うん、ホンマ!」と答えました(笑)。
○小学生時代は『コロコロ』
――これまでのインタビューを読んできたんですが、演技にも興味あるそうですね。
そうなんです。お父さんとよく海外ドラマを観ていています。
――家では何をして過ごしていることが多いですか?
よく本を読んでいます。マンガも小説も大好きです。表紙見て、かわいいなと思ったら買います。お母さんからは小説を読むようにうるさく言われてきたんですけど、お兄ちゃんがマンガ大好きで、よく『コロコロコミック』を読んでいました。小学6年生になってから単行本を買いはじめて、今では本棚がいっぱいです。最近は小説を読んでいます。漫画かなと思って買った本が小説だったこともあったんですが、お金がもったいないからちゃんと読みました。――文章を読むのがお好きなんですね。得意科目は国語?
国語は好きですけど、文法が苦手です。何かよく分からない。
――でも英語は無敵ですよね。
書くのが苦手なんです。
――バランス悪い(笑)。
漢字と英語は書くのが苦手なんです。一度、1ページ分、単語を書いてみたことがあったんです。でも、覚えられなかった……。
●センチメンタルサーカスと涙
――そのほか、油絵がお好きだと聞きました。
お母さんが家で英語教室の先生をしているんですけど、生徒さんが絵を習っているのを知って、「あんた好きでしょ?」と。幼稚園の時は水彩画、小学3年生くらいから油絵です。
――何を書いてるんですか?
鳥とか描いてます。毎年、カナダのおばあちゃんからカレンダーが送られてきて、それを見て描こうと思って。その絵はおばあちゃんにプレゼントしました。
――そんなに頻繁に会えないですもんね。
3年に1回くらいです。
○今でも忘れられない涙
――センチメンタルサーカス(※サンエックスのキャラクター=夜になってこっそり抜け出したぬいぐるみたちが結成した秘密のサーカス団)が好きだそうですね。何がきっかけで好きになったんですか。
昔、お父さんが誕生日の日に何色も入っているボールペンをくれて、それから集め始めました。5年くらい前です。
――詩的なメッセージがいいですよね。
そうなんです。見た目がかわいくて、中身が深い。
――調べてみたら「思い出涙 こびん」というシリーズがありました。
最近のシリーズです!
――忘れられたガラクタたちが、こっそり流した涙がたまる涙こびん。やがてそれは宝石へと変わる……すごくすてきな世界観だと思います。女優さんになると、仕事でいろいろな涙を流すこともあると思います。仕事以外でも、うれし涙や悔し涙も。今まで、思い出に残っている涙はありますか。
あります。カナダでは、女の子に代々指輪をプレゼントしていく文化があります。それをお父さんが持っていて、愛華が大人になったらくれるそうなんです。
それをパパが自分の寝室に置いていて、愛華がその袋が床に落ちているのに気づいて、中身を見ても何も入ってなかったから置きっぱなしにしてたんですよ。そしたら「盗っただろ」と言われて。盗ってないと言っても全然信じてくれなくて、泣きわめきました。この話は1時間ぐらい話せます(笑)。お母さんが帰ってきて、「ママが持ってるよ」と言われて。パパから「ごめんね」と抱きつかれたので、イラッとしたのを覚えています。
――それほど大事なものだったんですね。
そうみたいです。どちらかというとファザコンなので、疑われてすごくショックでした。
――その指輪は二十歳ぐらいに授かるものですか?
たぶん、そうだと思います。でも……あまり深く知りたくないです。
――悔しさというか、悲しい涙ですね(笑)。
はい(笑)。よく、笑い泣きはしますよ。笑いのツボが浅くて。友だちの中でも一人だけ笑ってて、一人で泣きはじめます。
○これからのこと
――デビューから2カ月ほど。芸能ニュースを見ていると、いろいろな人がいることが分かります。スターになっていく人もいれば、スキャンダルが発覚して謝る人、知らない間に辞めている人も。現時点で、未来に対してどのような気持ちですか?
考えたことなかったです(笑)。
なるようになるかなって。まだ起こってもいないことを考えてもしょうがないですし、消える時は消えるんだろうなと思っています。
■プロフィール
レイモンド愛華(れいもんど・あいか)
2002年7月5日生まれ。大阪府出身。身長165センチ。O型。昨年10月、蛯原友里、押切もえらが所属する芸能事務所・パールに所属。今年3月発売のティーン向けファッション誌『LOVE berry』で雑誌デビューを飾ったほか、「神戸コレクション」「超十代 -ULTRA TEENS FES-」などのイベントにも出演。同月9日売りのスポーツ紙「スポーツ報知」で、「14歳の股下81センチモデル」として大々的に取り上げられた。