桝太一、衰えることない海への探求心 娘にも「好奇心があれば人生は楽しい」と言い続けている
もしかすると、聞いてもいないことまで言っているうるさいおじさんがずっとついてきている……みたいに思われるかもしれませんが、そう感じていただければ何よりかなと。僕は多分娘と一緒に行くので、どんな反応をするのか楽しみです。スッと途中でイヤホンを外したら、ちょっと反省します(笑)」
音声ガイドを収録して、海について新たに感じたことも非常に多かったという。
「僕自身、海のことはある程度人より知っているのかなという思いもあったのですが、実際全然知らない単語もたくさん出てきました。単純に僕の知識が狭いこともありますが、すごく研究がアップデートされているのだと思いました。僕が研究していたのは20年も前なので」
「終わらない追いかけっこみたい」と海への探求心を言葉にした桝さん。今回の仕事をきっかけに「アナウンサー出身者として、またサイエンス・コミュニケーションの研究者として、どうやったら海を魅力的に伝えられるのかを追求していきたいです」と未来に思いを馳せていた。
■桝太一
1981年9月4日生まれ、千葉県出身。
同志社大学ハリス理化学研究所専任研究所員(助教)。大学ではアナゴ、大学院ではアサリを研究。