くらし情報『長澤まさみ主演作、10年以上温め続けた企画だった - TCP受賞監督の制作秘話』

長澤まさみ主演作、10年以上温め続けた企画だった - TCP受賞監督の制作秘話

長澤まさみ主演作、10年以上温め続けた企画だった - TCP受賞監督の制作秘話

TSUTAYAがプロ・アマ問わず映画企画を募集するコンテスト「TSUTAYA CREATORS’ PROGRAM FILM 2017(以下TCP)」の開催を記念したトークイベントが18日、都内で行われ、TCP初代グランプリの中江和仁監督と第2回準グランプリのヤングポール監督らが出席した。

中江監督は、受賞作『嘘を愛する女』で長澤まさみを主演、高橋一生、吉田鋼太郎らをキャスティングし、2018年に全国東宝系で公開されることも決定。撮影はすでに終了し、編集作業に入っている。同作は10年以上温め続けた作品で、TCP以外にもさまざまなコンテストに応募したが、なかなか通らなかったという。その後、独学の脚本にアドバイスしてくれるプロデューサーが見つかり、企画を修正。TCPに応募したところ、見事にグランプリの座を射止めた。

「夫は誰だった?」というセンセーショナルな見出しの新聞記事に着想を得た同作。飲料業界の第一線を走るキャリアウーマン・川原由加利(長澤)は、研究医で面倒見の良い恋人・小出桔平(高橋)と同棲5年目を迎えていた中、突然訪ねてきた警察官に「一体、彼は誰ですか?」と聞かれる。
くも膜下出血で搬送された桔平は、名前や職業がすべて「嘘」

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