大野智、中村義洋監督との太い絆 - 『怪物くん』から6年で一度も会わず
嵐の大野智(36)、中村義洋監督(46)らが5月31日、東京・水道橋のTOKYO DOME CITY HALLで映画『忍びの国』(7月1日公開)のジャパンプレミア試写会に出席。俳優、監督それぞれの視点で互いの印象や撮影エピソードを語り、"6年の空白"を埋める太い絆を感じさせた。
原作は、『のぼうの城』などで知られる小説家・和田竜の同名ヒット小説。天下統一に向けて勢力を伸ばす織田信長の次男・信雄が伊賀の忍び集団に攻め入ったことで、「忍者と侍の戦い」が勃発する。伊賀最強の忍び・無門を主演の大野が演じる。
2人のタッグは2011年の『映画 怪物くん』以来、大野の単独主演も同じく6年ぶりとなる。大野は、「ちょっと前から『やる』というお話を少しは聞いていたんですが」と時間は掛かったようだが中村監督との巡り合わせを喜ぶ。「しかも、会うのも6年ぶりぐらいなんですよ。
1回もその間、会ってない」と告白して場内から驚きの声が上がると、「連絡先も知ってたんですけどね。いろいろと都合があって……」と濁して笑いを誘う。
一方で、「6年前の雰囲気と何にも変わってなかったですね」と互いの関係性が変わっていなかったことを強調。「撮影中も中村監督の空気感。ずっと常にいい空気が流れていて、いい現場でやらせていただきました」と俳優として恵まれた環境で撮影できたことを感謝する。
大野が演じる無門は、「何もしない怠け者だけど、いざとなったらやることはやる」。中村監督から言われたのは「(大野)っぽいじゃん?」ぐらいで、「役作りはしなくていい。そのままやってくれ」の指示で臨んだという。
「芝居じゃないんですよ。どうしていいのか分からなかったんですが、監督の中での無門が僕"っぽい"のかなと。変に役作りをしないほうがいいのかなと思って、基本的に猫背なんですけど、それもそのまま」と俳優として器用な一面もうかがわせた。
そんな大野のエピソードトークを受け、中村監督は「『リラックス』『怠け者』の説明を芝居でしなくていいわけだから。虎とか狼じゃないけど、「いく時は、いく」。『怪物くん』の時もそうだけど、こういう人が全然違うものになる瞬間、虎とか獣を襲う瞬間だけ動くとか。シビれちゃうんですよ。それが無門なのかなと」と起用理由を熱っぽく説明。
「僕は大野くんは怠け者じゃないと分かっているので。ふざけて言ってるだけですよ」と補足し、観客を笑わせた。
上映イベントの前には、カメラマンや録音技師といろいろな席に座ってチェックするという中村監督。しかしこの日は3人で固まって全く動くことができなかったそうで、「ずっと観ちゃって。いやぁ、面白いね。すごい映画作るなぁという話をしました」と自画自賛。「面白いものを作った時の初日や完成披露は、ニヤニヤしちゃって。お化け屋敷のオーナーじゃないけど、全く不安がないというか。
本当にニヤニヤしている感じです」と自信をうかがわせ、「何も考えずに構えずに観て下さい。本当に面白い映画です」と呼び掛けていた。
この日は、大野、中村監督のほか、石原さとみ(30)、伊勢谷友介(41)、鈴木亮平(34)、立川談春(50)、知念侑李(23)、マキタスポーツ(47)、満島真之介(28)が出席した。
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