2023年7月31日 09:00
京本大我、名作『シェルブールの雨傘』主演! 朝月希和が宝塚退団後初ミュージカル
アイドルグループ・SixTONESの京本大我が、舞台『シェルブールの雨傘』主演を務めることが31日、明らかになった。
同作は1964年に公開されたジャック・ドゥミ監督の映画の舞台化作。アルジェリア戦争を時代背景に、ギイ(京本大我)とジュヌヴィエーヴ(朝月希和)という将来を誓い合った若い2人の恋が、戦争により引き裂かれ終わりへ向かう姿を描く。1983年に日本で舞台化され、これまで様々なキャストで再演を重ねてきた。
原作映画は台詞も含めた全編が音楽のみで構成され、その表現と作品性が高く評価され、第17回カンヌ国際映画祭でパルムドールを受賞した。『ロシュフォールの恋人たち』や『華麗なる賭け』などの名曲を生み出した映画音楽界の巨匠ミシェル・ルグランが紡ぐ美しい旋律に乗せ、戦争に翻弄され若さゆえに互いへの想いを守り続けることができなかった2人の生き様を描き、映画公開から60年経った今も愛され続けている。
この度、新たなキャストと演出により約10年ぶりの舞台版上演が決定し、主演を京本が務める。ジュヌヴィエーヴ役は宝塚歌劇団トップ娘役として活躍し、この公演が退団後初めてのミュージカル出演となる朝月希和が務め、マドレーヌ役に井上小百合、カサール役に渡部豪太、エムリ夫人役に春野寿美礼が決定した。