キヤノンの30倍ズームコンデジ「PowerShot SX700 HS」で、ヨーロッパの鉄道を撮る! (1) 狙った車両とシャッターチャンスを逃がさない!
「PowerShot SX700 HS」が誇る光学30倍ズームの圧倒的な接近能力を紹介した前回のレビュー。続く今回のテーマは、コンデジが苦手といわれる「鉄道写真」。それもどうせなら……と、ヨーロッパの鉄道を撮ってみた。
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「コンデジは鉄道写真に向いて」でWebを検索すると、表示される結果の多くは「コンデジは鉄道写真に向いているでしょうか?」という質問か、あるいは「コンデジは鉄道写真に向いていない」という意見に集約される。「ズーム倍率に限界がある」「レンズのf値が小さくてシャッター速度が稼げない」「シャッターボタンを押下してから実際に撮影されるまでにタイムラグがある」などがその理由だ。
ならば、あえてそれに挑戦してみようじゃないかというのが、今回の記事の趣旨である。
焦点距離25~750mm(35mmフィルム換算時)の光学30倍ズームを持つPowerShot SX700 HSに「ズーム倍率に限界がある」という弱点がまったく当てはまらないことはいうまでもない。