2017年8月19日 16:55
『スパイダーマン』新作、"巨大フェリー真っ二つ"はガチだった!
8月11日に公開され週末興行収入1位を記録した『スパイダーマン:ホームカミング』(公開中)において、アクションは大きな見どころだ。予告編映像にもスパイダーマンならではのさまざまなアクションシーンが収められているが、特に目を引くのは、フェリーが真っ二つになるシーン。実はそのシーンでは、リアルな"巨大フェリー"のセットを作製し、実際に真っ二つにして撮影されたという驚きの秘話があった。
このシーンは、ピーターがスパイダーマンとしてワシントンD.C.で起きた爆発事故から同級生を救出したことがきっかけで、スパイダーマンがヒーローだと騒がれ始め、今こそ「スパイダーマンとして認められ、アベンジャーズに入れるチャンス」と意気込んでいる場面。一刻も早くバルチャーにたどり着こうとするピーターは、彼らがフェリーで取り引きするところを突き止めるが、船上でのバルチャーとの戦いはフェリーを真っ二つに分断する絶対的危機を招く事態に。そして、最終的にアイアンマンに助けられてしまう…というシーンだ。
当初、この緊迫したシーンは「特殊効果で映像化するしかない」と考えていたプロデューサー陣。しかし美術チームや建設チーム、そして特撮チームと、多岐にわたるスペシャリストたちが一丸となり、この方針は崩された。