くらし情報『岡田准一、ごまかしのきかない時代に挑む映画『関ヶ原』 主演で感じた幸せ』

2017年8月24日 10:00

岡田准一、ごまかしのきかない時代に挑む映画『関ヶ原』 主演で感じた幸せ

岡田准一、ごまかしのきかない時代に挑む映画『関ヶ原』 主演で感じた幸せ

●東軍と西軍、つくとしたらどっち?
司馬遼太郎による名作『関ヶ原』が、原田眞人監督&主演・岡田准一のタッグによって映画化され、8月26日に公開される。2015年には第38回アカデミー賞で最優秀主演男優賞&最優秀助演男優賞をW受賞し、演技力への評価も増すばかりの岡田だが、この戦国大作にはどのような気持ちで挑んだのだろうか。一般的な石田三成とは違う、歴史好きが満足できる石田三成像を構築した岡田に、今回の演技について、作品について、そして今後について話を聞いた。

○新たな石田三成像を

――今回は一般的な石田三成像ともまた違う三成像でしたが、岡田さんはどのように捉えられていましたか?

最近は三成も評価され直してきてますけど、歴史好きとしては一般的な三成像と本来の三成は違ったと思うんです。物語としては悪役になりやすいですし、官僚イメージも強いんですが、実は肖像画も何パターンかあって、ちょび髭のイメージもあれば、ヒゲが豊かで恰幅のいいものもあります。今回はどちらかというと後者のイメージで、自分が思う三成像や思いを込められた作品になっていると思います。ただ、昔出演した作品の中で対立した覚えがあるので、三成公に嫌われていないか心配で、お墓に行ってご挨拶し、本人が喜んでくれたらいいなと思いながら演じていました。

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