2017年8月25日 21:00
"ワンダーウーマン"の魅力とは? 監督が分析 - ガル・ガドットの資質も熱弁
最強の美女戦士=ワンダーウーマンの痛快な活躍に“アメコミ史上最高傑作!”との呼び声もかかる映画『ワンダーウーマン』が8月25日、ついに日本でも公開。その最大の注目はワンダーウーマンを演じるガル・ガドットの魅力的すぎるキャラクターによるところが大きいが、女性を描く手腕に定評があるパティ・ジェンキンス監督の情熱と信念も見逃してはいけないポイントだ。女性監督歴代No.1興行収入を獲得するという偉業を成し遂げたジェンキンス監督と、『ワンダーウーマン』に込めた想いなど、さまざまな話題をしてみた。
――主人公のような強い女性を描くことでフェミニスト的な視点も加味されますが、最終的にエンターテインメントに仕上げることは大変でしたか?
それは簡単なことではないけれど、思っているほど難しいことでもないの。なぜなら彼女自身が自信と技術を持っている何でもこなすワンダーウーマンで、あまりにも強烈な個性だから、彼女を通してメッセージが伝わるのよ。そして、その周囲のリアクションがエンターテイメントにつながる面白味を生み出すのよ。だから主人公がレクチャーなどしなくても、彼女の存在自体がフェミニストを物語っているので、そういう意味では楽だったわ。