『煉獄に笑う』山下聖菜、前島亜美の「ぜひ!」に感謝 - 恩師・西田大輔との再会で知る「大切な時間」
女優・山下聖菜(18)にとって、7月の取材記事で「運命を切り開く、その先の舞台」と紹介した『遠い夏のゴッホ』。その翌月、彼女は早くも次のステップへと進んでいた。原作は、唐々煙の人気漫画『煉獄に笑う』。戦国乱世の琵琶湖で蘇るといわれる伝説の化物「大蛇(おろち)」の絶大な力を、武将たちが追い求める。
織田家家臣・羽柴秀吉の命を受け、大蛇に繋がる髑髏鬼灯(どくろほおずき)の謎に挑む石田佐吉。大蛇に関わりがあるとされる曇(くもう)神社八代目当主・芭恋、阿国を巻き込んで、織田家の対抗勢力、伊賀・百地家当主・百地丹波と争う。山下は、この丹波に仕える怪力少女・百地桜花を演じる(東京公演:サンシャイン劇場8月24日~9月3日/大阪公演:森ノ宮ピロティホール9月8日~10日)。
今年5月の主演舞台『幻想奇譚 白蛇伝』で、「運命を切り開く」と言い放った山下。
奇しくも同じ「蛇」がテーマの本作は、初舞台の演出を手掛けた西田大輔氏との再会という縁も引き寄せた。8月25日、ゲネプロを終えたばかりの山下の表情は以前にも増して引き締まって見えた。
――ブログには頻繁に睡眠について書かれていました。それだけ体力面が重要な作品なんですね。