2023年9月23日 11:00
高杉真宙、舞台は「原点」 やるたびに無力さ感じ「改めて0から考える頭を持つべきだと思わせてくれる」
を挙げた。
「セリフを読んでいて楽しいです。あんな風に詩で会話できることがうらやましいなと。昔でいうと和歌を送り合うことで、それが海外だと詩的な表現になる。詩で思いを伝え合うことって素敵だなと思うので、セリフをしゃべっていてすごく楽しいです」
ロミオをどのように演じたいか尋ねると、「できる限りまっすぐ演じたい」と答えた。
「どんな風に演じるのか僕自身も楽しみにしているところですが、まっすぐ生きるというのを一番大事にしていけたら。ロミオの気持ちに従って、それを舞台上で表現していきたいと思います」
○■稽古で何度も芝居を深めることができる
2009年に舞台『エブリ リトル シング’09』で俳優デビューを果たした高杉。それ以降、舞台にも積極的に出演を続けているが、「舞台は原点」だと語る。
「初めての仕事が舞台ですし、それだけではなく、いろいろな面で原点という感じがします。舞台をやることによって気持ちのリセットができますし、舞台をやっている間は、舞台のことだけを考えて生きていられるのですごく楽しいです」
そして、舞台の魅力について「何回も演じられること」を挙げた。
「僕は稽古がすごく有意義だと感じていて、一番好きなんです。