間宮祥太朗、同世代とともに「面白い方向へいける」予感 『トリガール!』では起爆剤を意識
●どんどん攻めていこうと思っていた
夏の風物詩となっている「鳥人間コンテスト」。誰もが一度は目にしたことがあるこの大会をもとに、中村航によって書かれた小説『トリガール!』が実写映画化され、9月1日に公開となる。土屋太鳳演じる女子大生・鳥山ゆきなが、イケメンの先輩・高橋圭(高杉真宙)に一目惚れし、人力飛行サークルに入会、鳥人間コンテストに挑んでいく。
ラブコメでありながら、テンポ良く"理系スポ根"が繰り広げられ、昨今の恋愛物語ではなかなか見られない展開もある意欲作をぐいぐい引っ張っているのが、"狂犬"と呼ばれる先輩・坂場大志を演じる俳優の間宮祥太朗だ。10代から活躍し、活躍の幅や受け入れられる層を広げようとしている間宮に、作品や俳優としてのスタンスを聞いた。
○想像よりシビアだった鳥人間コンテスト
――鳥人間コンテストについては、もともとご存知だったんですか?
もちろん知ってはいたんですけど、ちゃんとじっくり見たことはありませんでした。それが今回40回目で、本番も見せていただき、自分が思っていたより全然シビアな世界で、賭けているものが大きいんだなと気づかされました。
――拝見して、肉体的なところが大変そうでした。