把瑠都、初舞台挑戦で「ガンバルト」 相撲との違いもワクワク
元大関の把瑠都が30日、舞台『グリーンマイル』の公開ゲネプロに登場し、共演の加藤シゲアキ(NEWS)、小野寺昭と共に取材に応じた。
同作は1996年に世界的な作家スティーヴン・キングによって発表された小説を舞台化。1999年には映画化され、世界中で大ヒットとなった。大恐慌時代のアメリカ南部の刑務所を舞台に、看守と、不思議な力を持った死刑囚・コーフィ(把瑠都)の交流を描く。
初舞台となった把瑠都は「すごく楽しみだったんですよね」と喜び、「お客さんの前で自分の姿見せなくちゃいけないから、大相撲で慣れてる部分もあったけど、若干違うなって。ようやく分かってきた」と大物ぶりを見せた。公開稽古にも「緊張はないですね。”ガンバルト”でした」と頷き、「お相撲さんも芸能活動もいろいろやってたけど、ワクワク感はある」と舞台への期待を表した。
小野寺は「やっぱり土俵で四方八方から見られてることには慣れてらっしゃるから、緊張もしないんでしょう」と分析。「日常会話じゃない舞台のセリフを話さなきゃいけないから、苦労なさってるんですよ。苦労なさってるセリフが独特の味になってるんです」と把瑠都の魅力を語った。
出演者が全員男性だったため、加藤は「演出家の方だけが女性で、あとは男子なので、割と和気藹々とやってました。