くらし情報『山崎賢人の手にした本に隠された、『氷菓』原作へのオマージュとは?』

2017年11月1日 11:10

山崎賢人の手にした本に隠された、『氷菓』原作へのオマージュとは?

山崎賢人の手にした本に隠された、『氷菓』原作へのオマージュとは?

山崎賢人&広瀬アリスがW主演を務める映画『氷菓』(11月3日公開)の場面写真が1日、公開された。

同作は小説家・米澤穂信のデビュー作を実写化。シリーズ累計は205万部を突破し、コミックス、アニメなどのメディアミックス化も行われている。"省エネ主義"の高校一年生・折木奉太郎(山崎)が、姉の命令で入部した古典部で出会った美少女・千反田える(広瀬)と学園の謎を解き明かしていく。

今回公開されたのは、奉太郎が何気なく本を手にとっている写真と、読まれている本の写真。えるに依頼された奉太郎が、学園に隠された謎について図書館で調べものをする場面で『毒入りチョコレート事件』(アントニー・バークリー著)を手に取るが、この本が実は原作へのオマージュとなっている。

『毒入りチョコレート事件』では、主人公の名探偵が率いる「犯罪研究会」が未解決の事件に対し推理合戦を繰り広げるが、この構図は原作の“古典部シリーズ”のモチーフとなっている。さらに、“古典部シリーズ”2作目『愚者のエンドロー ル』で、ウイスキーボンボンを7個食べたえるが酔い潰れる場面でのチョコレートの個数は、『毒入りチョコレート事件』で毒殺事件の被害者が食べた個数と一緒、という遊びも盛り込まれている。

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