くらし情報『北野武監督、次回作のテーマは「暴力映画におけるお笑い」2部構造で新たなパロディの形を模索』

2023年11月15日 18:14

北野武監督、次回作のテーマは「暴力映画におけるお笑い」2部構造で新たなパロディの形を模索

暴力映画もそうで、シリアスなものを撮ると同時に、お笑いの悪魔が寄ってきて、フィルムでは流さないけども、現場では大笑いすることがいっぱいあって。今度作ろうとする映画は暴力映画におけるお笑いというテーマで、制作に入ってます」と明かした。

実際にどのような作品を進めているのかという質問も。北野監督は「よく“パロディ”という言葉を使うんですが、『風と共に去りぬ』とか『ローマの休日』とか『E.T.』『ジョーズ』といった有名なものから持ってくる。自分が考えるのは、それだと元がヒットした映画ではないとパロディにはならないということがあって。自分の場合ギャング映画を撮って、それと同じキャスティングとストーリーのパロティを同時に2部で流してみる、ということを今やっています。なかなか難しいこともあるけど、パロディに対する新しい方法として、1部をちゃんと撮って、そのパロディをやるなら、みんな知ってる作品から取ったということになるのでいいかな」と明かす。
さらに「日本はバブルの80年代とかに、反社会的グループや芸能界とか、そういう人たちが入り乱れて、いろんなことがある時代になる。
今、台本を作ってる最中で、映画は色々な可能性があるので、いろんなものを作りながらひらめいたことをメモって、いつか実現させようとひとまず努力してます」と構想を覗かせた。

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