くらし情報『北野武監督の大ファン・鈴木もぐら、最新作『首』の魅力熱弁 ノーギャラでも「語らせて」』

2023年12月3日 09:00

北野武監督の大ファン・鈴木もぐら、最新作『首』の魅力熱弁 ノーギャラでも「語らせて」

観た人全員が真似しちゃうかもしれないです。僕はこれからサッカーをやる時にも、多分あのセリフを言うでしょうね。

――つい笑ってしまったのはどのようなシーンでしたか?

千利休(岸辺一徳)が手紙を持ってきて、秀吉一派で読むじゃないですか。「読めばいいじゃないか」「俺、字読めねえよ」というやりとりとか、笑っちゃいますよね。秀吉一派の秀吉、黒田官兵衛(浅野忠信)、秀長(大森南朋)の3人は、観る前に想像していた3人とはいい意味で全然違いました。憎めなくて好きになりました。

――『首』をこれから観る方に伝えたいことはありますか?

僕が自分で働いたお金で観られるようになったのは、『アウトレイジ』くらいからなんですよ。『アウトレイジ』も最近のように言われますけど『1』は15年前。
『首』までほんとに長かったので! 待ちましたよ!

だからとりあえず、今月の給料は全額『首』に使うことをおすすめします。家賃と生活費だけ握りしめて、ぜひあと全て『首』につっこんでいただければ。僕も何回行くかわからないですね。何回も観ると思います。僕は武さんの作品が文芸坐とかでオールナイト上映する時も観に行っていたし、『首』も絶対に劇場で観に行きますよ。

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