2023年12月11日 19:00
吉岡里帆、30歳迎え後輩の言葉にハッとすることも「なかなか自分で自分を止められなくて…」
だからこそ、少し不安な部分があっても簡単に決めつけたくない。
○■二宮の魅力は亀梨さんが演じたからこそ
――亀梨さんの印象を教えてください。
亀梨さんは、本当に二宮がピッタリすぎるほどピッタリでした。あのキャラクターにピッタリと言われて嬉しいのか分からないですけど(笑)。でも本当に亀梨さんにしか演じられないくらい、ただのサイコパス、ただの猟奇的な人間には留まらないんですよね。冷静でスタイリッシュでカッコいいのと同時に、すごく人間味がある人でないと演じられない。それくらい悲しみと、温かい人間的な部分と、サイコパスであるという揺れがあって、それがとても魅力的。亀梨さんが演じたからこそだと感じました。
――現場では、どんな雰囲気で過ごされていたのですか?
和やかでした。亀梨さんは気さくに話してくださる方で、私が緊張しないように会話をしてくださって。作品に対してとても熱い想いを持っていることをお話からも感じたので、私もお芝居のことを相談することもできました。
――入り組んだ作品ですが、撮影の順番は。
バラバラでした(苦笑)。私の撮影初日はクライマックスのアクションシーンで。だから撮影で会うたびに亀梨さんの演じる二宮の変化が本当にすごくって、そのシーン、シーンによって印象が全然違うんです。