今注目の瀬戸利樹&山本涼介、同い年の2人が「チャンスを大事に」しながら目指す俳優像とは?
●互いにすごいと思うところは?
芸能事務所・研音所属の若手俳優によるスペシャルイベント・MEN ON STYLE(東京・豊洲PITにて12月28日〜29日 全4公演)。2011年から年末に開催されているイベントでは、ふだんは俳優として活躍する彼らがステージでパフォーマンスを行い、普段とは違った一面を見せることで人気を博している。
6回目の開催となる2017年は、竜星涼、瀬戸利樹、山本涼介、永瀬匡、市川知宏、入江甚儀、上杉柊平、そして新メンバーに小林亮太が出演する。今回は、今大注目の瀬戸&山本に、俳優としての目標やイベントについて話を聞いた。
○同い年の二人
――お二人が激アツだと、うちの特撮担当から聞いておりまして、ぜひお話を伺えればと思います。
山本:”2号ライダー”同士ですね。
――事務所に入った時からのお知り合いなんですか?
山本:いつ入ったんだっけ?
瀬戸:僕は、高校3年の終わりくらい。はじめは、レッスンにだけ通わせてもらっていて。
だから山本くんや竜星(涼)くんと一緒に、お芝居のレッスンをさせてもらっていました。
山本:面識はありました。最初の方、あんまり覚えてないんだけど(笑)。
瀬戸:おーい! でも、同い年だったから、よく喋らなかった?
山本:『MEN ON STYLE』に利樹が出てからじゃない? 2015年の稽古くらいから、ちゃんと喋るようになって、仲良くなった。
――ではお互いに見て、ここが良いと思うのはどんなところですか?
山本:利樹は、自分の見せ方を知っている。『仮面ライダーエグゼイド』を見ていても思いましたし。
瀬戸:(照れて)そんなことないよ!
山本:「ここはかっこよくする」という部分もわかっていますし、「ここはかわいくする」というのも照れずにやるので、強いところだと思います。
瀬戸:僕は一緒にレッスンをやって、山本くんは純粋な心の持ち主で、お芝居が素直な、素敵な方なんだなと思いました。
■瀬戸利樹1995年10月7日生まれ、千葉県出身。ドラマ『弱くても勝てます 〜青志先生とへっぽこ高校球児の野望〜』(14)で俳優デビュー。『ストレイヤーズ・クロニクル』(15)で映画初出演を果たし、『仮面ライダーエグゼイド』(16)出演で話題となる。映画『仮面ライダー平成ジェネレーションズ FINAL ビルド&エグゼイドwithレジェンドライダー』の公開を控えている。また、今年10月には自身のファースト写真集「SETOGRAPH」を発売。
山本:例えば?
瀬戸:全体的にだけど、相手の受け方を見て、感情を素直に出すんだなと思いました。それはすごく勉強になるし、あと何よりスタイルが良い!
■山本涼介1995年5月15日生まれ、奈良県出身。ドラマ『花ざかりの君たちへ~イケメン☆パラダイス~2011』でデビュー。
『仮面ライダーゴースト』(15)の仮面ライダースペクター役で注目を集める。現在、ドラマ『陸王』に出演、『MEN’S NON-NO』専属モデルとしても活躍している。主な出演作に映画『好きっていいなよ。』(14)、『神さまの言うとおり』(14)、ドラマ『理想の息子』(12)、『あすなろ三三七拍子』(14)、舞台『曇天に笑う』(15)など。2018年には舞台「駆けはやぶさ ひと大和」に出演のほか、映画『ちょっとまて野球部!』『ニート・ニート・ニート』公開を控える。
――山本さんは、モデルとしてもご活躍中ですよね。
山本:ありがたいことに。親に感謝ですね。
――モデルと俳優の活動は、どんな違いがありますか?
山本:表現するという部分は一緒ですが、役者は役ありきのもの。一方で、モデルは自分で服の良さやかっこいい見せ方を表現しなければいけないので、その違いはあります。でも、モデルなら「この場所だったら彼女を待っているのかな」と背景を想像したり、役者と似た部分もあります。
●「頑張ればああなれる」という希望
○同世代ならではの作品の魅力
――瀬戸さんは今後はどんな作品に出たいですか?
瀬戸:今は、同世代の方と共演できたらいいなと思います。『仮面ライダー』の現場も同世代の方が多くて、いっぱい刺激をもらったので。今後色々な役ができたらいいなと思います。
――山本さんも、須賀健太さん&小関裕太さんという、同世代との映画『ちょっとまて野球部!』が公開されますよね。
山本:須賀くんは一つ年上、小関くんが同い年で、元々みんな高校が一緒だったので、現場は和気あいあいとした雰囲気であっという間に撮り終わりました。
先輩方と一緒にやらせていただくのも勉強になりますが、同年代の空気感でやるお芝居も本当に楽しいです。お互いを意識している部分もありますし、「負けたくない」という気持ちは心の奥底にあると思うので、それが良い効果になって作品に出ることが、同年代の強みなんじゃないかと思います。
――では瀬戸さんもそういう作品に。
瀬戸:出たいです!!
山本:まずは主演舞台(演劇集団Z-Lion 第9回公演 『夢のLife two トゥライフ』※公演は終了)だよね。
瀬戸:今はとにかく頑張ります。
――1年のドラマ撮影が終わってからの舞台ですが、苦労などはありましたか?
瀬戸:正直、大変でした。特撮はカット割りが多かったので、セリフも短めで終わることが多かったので、舞台の長セリフを覚えるのはすこし苦労しました。人間模様を描いているので、相手のレスポンスもすごく速いんです。
また新たな気持ちで稽古に励んでいます。
○新たな代表作に巡り会いたい
――お二人が「こうなりたい」といった俳優像はどのようなものでしょうか。
瀬戸:できることならやっぱり幅広く、”カメレオン俳優”と呼ばれるようになりたいですね。高橋一生さんに憧れています。すごくワクワクさせてくれる俳優さんで、大好きなので、高橋さんに近づけられるような俳優になりたです。
山本:「こういう役をやってそう」よりは「こういうのもできるのか」と思われたい。今は『仮面ライダー』という看板が大きいので、それを超えるような代表作にめぐり合えればいいなと思います。
――本当に今、ライダー出身の俳優さんたちがすごく活躍されていますよね。
山本:竹内(涼真)さんとか。
瀬戸:すごいですよね。
山本:自分達も頑張ればああなれるんだ、あの場にも行けるんだ、と思うと勇気をもらえます。
瀬戸:数多くの俳優がいる中で、1歩前に出させてもらっているわけだから、全員これからのチャンスを1つずつ大切にして頑張りたいと思っています。そういうことだよね?
山本:うん。
――ちなみに今までの役で楽しかったなとか、これは自分でもいい表情してたなと思う作品は。
瀬戸:初めて映画に出演させて頂いた『ストレイヤーズ・クロニクル』は、監督からお芝居についてダメ出しをいただいて、色々なことを経験させてもらったので、すごく思い入れがある作品です。岡田将生さんには、よくごはんに連れて行って頂き、勉強になるお話もお伺いできて、「また共演できるように頑張りたい」と思えた作品でした。山本:僕は今年、映画を3本、舞台を2本やらせてもらったことが、本当に楽しかったです。映画についてはキャラが濃い作品ばかりで、「どうやったら面白くなるかな」と悩む時間がすごく多かった。今までとは違う捉え方、台本の読み方ができたことが、楽しかったですね。
今までは台詞の意味や場面のつなぎ方について考えながら演じることが多かったのですが、今年は作品が面白くなるような見せ方や、その見せ方を成立させるには、という部分も考えることが多かったです。『ちょっとまて野球部!』はマイペースでぼーっとしていて、急にとんちんかんなことを言う役だったので、場の居方を考えました。
――コメディ的なキャラクター、見せ方という点が新しかったのでしょうか。
山本:そうですね。なぜか3人組の作品にも縁があって、『ニート・ニート・ニート』では1人がヤンキーっぽい子で、もう1人が引きこもりのニートで、僕は間に挟まれたので、うまくバランス取りながら演じないといけなかったんです。そういった難しさは感じました。
――2人とも年末は『MEN ON STYLE』にご出演ですが、ファンの方から反応を得られる場はいかがですか?
瀬戸:僕はとっても好きです。キャーキャー言われるの、大好きです(笑)。
山本:個人のファンイベントも、あまりやってないもんね。
瀬戸:そうだ。だから、なおさらかもしれないです。みなさんに会える機会もなかなかないので、すごく楽しくさせていただいています。
山本:僕も楽しんでいますし、今年はもっともっとファンの人が参加できる構成になっています。近くに感じてもらえると思いますよ。
――ぜひ、『MEN ON STYLE』に来られる方にメッセージをいただければ。
瀬戸:MEN ON STYLEは6年目になりまして、新境地に入りました。今回は参加型ということで、今までイベントに来てもらっていたファンの皆さんには新たな驚きと、また違う楽しみ方をしてもらえると思いますし、初めて来てくださる方は楽しんで帰って頂けと思います。僕たちも精一杯年末に向けて、いろんな企画の精度を高めて頑張りますので、ぜひ楽しみにしてて欲しいです。年末、会いましょう!
山本:去年は5回めのアニバーサリーで、ひとつの区切りでした。今年はまた一から、よかった部分は引き継ぎつつも新しくなると思います。皆さんと近い距離で楽しめるイベントだと思いますし、2018年も気持ちよく迎えてもらえるようなイベントにできればと思います。
瀬戸:来てください! \(^o^)/ ここは顔文字でお願いします(笑)。
●【プレゼント】瀬戸利樹&山本涼介サイン入りチェキ
<応募〆:12月13日>
瀬戸利樹&山本涼介のサイン入りチェキを2名様にプレゼントします。
○応募要項
■応募期間:2017年12月8日から2017年12月13日23:59まで
■内容:瀬戸利樹&山本涼介サイン入りチェキプレゼント
■当選人数:2名様
■応募方法
1.マイナビニュースエンタメch公式Twitterをフォロー
2.応募ツイートをリツイート。
当選者には応募締め切り後、マイナビニュースエンタメch公式Twitterからダイレクトメッセージにて、送付先情報(送付先住所、受取人氏名、電話番号)を伺います。
※ダイレクトメッセージ送信後48時間以内にご連絡のない場合や、フォローを外された場合(その場合ダイレクトメッセージを送付できません)は当選を無効とさせていただきます。
○当選条件
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