池松壮亮、長年所属の事務所から独立で覚悟新たに 俳優としての意識の変化明かす
マイナビ転職の新CM「出会い」編に出演した池松壮亮と一ノ瀬ワタル。元キックボクサーから俳優というキャリアチェンジを遂げた一ノ瀬、そして幼少期から役者として活躍し続ける池松に“仕事”について話を聞いた。それぞれがこれまで歩んできた道のりを振り返りながら、自身にとっての転機、そしてその当時の心境を明かす。
○一ノ瀬ワタル、格闘家から俳優へ「性格的にすごく合っていた」
――今回の新CMでは、“転職”というものが大きなテーマになっています。一ノ瀬さんは格闘家から俳優にキャリアチェンジされましたが、当時はどんな心境でしたか?
一ノ瀬:期待が大きかったと思います。キックボクサーとしての最後の頃にトレーナーから「ガードを殴っているぞ」とよく言われていて。計量のときに対戦相手に初めて会うんですけど、めちゃくちゃいい人やったんです。俺がその人に勝って、すごい泣いている姿を見たときに、試合で勝つことよりも罪悪感の方が勝ってしまったんです。
キックボクシングにすごい悩んでいた時期でもあって、そのときに俳優という職業に出会ったんです。俳優って、演技で死闘は繰り広げるんですけど、1つのいい作品を一緒に作るという同じ目標がある。