くらし情報『積水ハウス、仙台市と仮設トイレを共同開発 - 震災の教訓を生かす』

2014年5月13日 11:10

積水ハウス、仙台市と仮設トイレを共同開発 - 震災の教訓を生かす

積水ハウス、仙台市と仮設トイレを共同開発 - 震災の教訓を生かす
積水ハウスは、震災の教訓を生かした仮設トイレ「おりひめトイレ」を仙台市と共同開発した。

○仮設トイレの不満を解消

おりひめトイレは、従来の仮設トイレの不満を解消すべく、洋式便座、防犯ベルを設置するなど女性や子供も安心して使えるように開発されたトイレ。

宮城県内の避難所の巡回調査では、仮設トイレの利用を我慢したため健康被害が生じたという事例が報告されている。同社が2013年に実施したアンケートによると、現状の仮設トイレは「汚い」「怖い」「臭い」という印象を持たれているということが明らかになったとのこと。

今回のトイレ開発に当たっては、同社女性従業員や仙台市内の女性デザイナーが開発メンバーとして参加。同トイレは仮設住宅の住環境改善だけでなく、イベントや建設現場など屋外で働く女性の労働環境改善にも役立てられるという。トラックに積載可能であるため、全国で使うことができる。

同社は今後、試験設置による利用者の聞き取り調査などを実施して改良し、事業化を目指している。

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