峯岸みなみ、本当は「激弱」 至福の趣味・観劇に救われ舞台の世界へ
というところもできるから。
――2017年で印象に残っているのはどんな作品ですか?
なんだろう……「劇団た組。」の『壁蝨(だに)』と、あとはロ字ックの山田佳奈さんと、松本亮さんのユニット「サンボン」の『口々』が心に残っています。
――本当に小劇場も観ているんですね!
大きい舞台も好きですが、今パッと心に浮かんだので、やっぱり自分の中に残っていたんだと思います。根本宗子さんの『スーパーストライク』は、田村健太郎さんという俳優さんを見たくて観に行きました。以前、根本さんの他の舞台で本番直前に急遽代役を務められていて、「この人、すごい」と思ったんです。観に行ったら、さすがでしたし、かっこよかったし、面白かったです。
――そこから、今回は初舞台に。オーディションに挑戦されたということですが、やはり「自分でもやってみたい」という気持ちがあったんですか?
観ていたら、やってみたくなっちゃいました。
でも、全然違いますね、「みんなすごい!」と思いました。
――いやでも、オーディションに飛び込むってなかなかできないです。
受かるつもりじゃなかったですから。「たぶん無理だろうな、でも当たって砕けろ」