知らなかったら損をする!? 「引っ越し前に知っておきたかったこと」
●最初に買いそろえないといけないものがあるということ
「カーテンを買い忘れて、3日間くらいカーテン無しで過ごしました」(女性・東京都/22歳)
「シーリングライトがなかった。初日は真っ暗の部屋の中で過ごしました」(男性・神奈川県/25歳)
「引っ越し初日、シャワーを浴びてからタオルがないことに気付いた」(男性・東京都/21歳)
実際に暮らし始めてから気付く生活必需品。逆に、必要と思って買いそろえたにも関わらず、「家電を格安な値段でレンタルできるサービスがあることを、購入してから知り後悔した」(女性・千葉県/24歳)という人もいるようです。
●知らなかったでは済まされない、引っ越しにまつわるお金の知識
「引っ越し費用や家電をそろえる費用だけで数10万かかること」(男性・神奈川県/25歳)
「敷金・礼金のほかに部屋クリーニング代や鍵の交換費がかかる場合があること」(女性・東京都/32歳)
「敷金・礼金がない場合の、退出時にかかる費用」(女性・東京都/22歳)
「入居後、部屋内のキズはすぐに写真を撮っておくこと。
撮らないと退去時に補修費を請求される場合がある」(男性・東京都/30歳)
引っ越しには何かと雑費がかかるもの。契約してからだと取り返しがつかないこともあるので、事前に通帳の残金と実際にかかる費用をしっかりと確認しておいた方がよさそうです。
●間取りだけでは不十分!住むエリアはどんなところ?
「住む地域の治安は事前に知っておくべきだった」(女性・東京都/28歳)
「家の近くの夜の様子。街灯がなく真っ暗な上、家のすぐそばが不良のたまり場になっていた……」(女性・神奈川県/27歳)
「近隣にある病院の場所等の情報。高熱が出てしまった際、病院が家から遠すぎて困った」(男性・埼玉県/33歳)
スーパーやコンビニまでの距離は基本ですが、ほかにも知っておきたいことがたくさんありそうです。防犯面が気になるという女性は、昼間の内見だけでなく、夜の町内の様子を下見しておいた方がいいかもしれません。
●駅近物件の落とし穴!交通事情
「最寄り駅の1時間当たりの電車の本数。駅近でも本数が少ないと意味がない」(女性・東京都/30歳)
「駅近とうたっていながら、実は開かずの踏切だったこと。
最大の盲点でした」(女性・東京都/27歳)
通勤が楽になるよう駅近にしたのに、踏切で足止め15分待ち……なんて状況じゃ、全然意味がないですものね。内見に行く際に実際に駅まで歩いてみたり、ネットで情報を探してみたりすることで防げるかもしれません。
●住まなきゃ分からない?ご近所事情
「隣人が学生か社会人かで、住環境が全然違うこと」(女性・埼玉県/33歳)
「マンション内の男女比率。男性の多いマンションに住んだ際、男性と廊下ですれ違うことが多く、ちょっと怖かったです」(女性・千葉県/27歳)
「隣人がベランダでタバコを吸うので、夏の暑い日でも窓を開けられなかった」(女性・東京都/24歳)
「ご近所にあいさつ回りしたら、最近ニュースで同じマンションの住人による空き巣や性犯罪が起きたということを聞き、女一人で住んでいることを教えて回るような行為はやめればよかったと思った」(女性・東京都/26歳)
ご近所にどんな人が住んでいるのかは、なかなか分からないもの。ご近所へのあいさつについては「大家さんだけにはあいさつしておく」(女性・東京都/25歳)という人もいました。
いざ住んでみないと分からないことも多いですが、あらかじめ知っておくことで「しまった!」を改善できることもありそうです。これから初めての引っ越しが待っているという方はぜひチェックしてみてくださいね。
(山本莉会/プレスラボ)
【アンケート対象】現在一人暮らしをしている、もしくは過去に一人暮らしをしたことがある男女(マイナビニュース会員)
調査時期:2012年6月20日~2012年7月8日
有効回答:300件
調査手法:インターネットログイン式アンケート