パナソニック、HIT太陽電池の新モデル - システム容量あたりでトップクラスの発電量
●大規模案件は縮小傾向にあるが、住宅用は堅調に推移
パナソニックは、住宅用太陽電池モジュール「HIT」の新製品として、出力と変換効率を向上させた「244α」および「250α」、ハーフタイプの「N120α」を発表。6月23日から受注を開始する。
また、ハーフタイプを自由に組み合わせることができる「屋外用マルチストリング型パワーコンディショナ 4.6kWタイプ」の受注も開始した。
国内の住宅用太陽光発電システム市場は、再生可能エネルギーの導入を促進する固定価格買取制度により堅調な需要が見込まれており、また、家庭の屋根などでは「できるだけたくさん発電したい」というニーズが増えている。
パナソニック エコソリューションズ社エナジー商品営業企画部商品営業企画グループ 太陽光・蓄電池商品営業企画チーム・吉澤正昭チームリーダーは、「国内の太陽電池市場は大規模案件が縮小傾向にあり、市場全体としても減少するとみられているが、当社がターゲットとしている住宅用案件は安定的に推移すると予測されている」としたうえで「堅調な住宅市場への販売強化として、新たな製品を投入した」と語る。
今回発表した「244α」および「250α」