くらし情報『状況で意味するものが異なる言葉「レイヤー」 - どう使われる?』

状況で意味するものが異なる言葉「レイヤー」 - どう使われる?

・「プレゼン資料のレビューのとき、バグ解析のとき」(31歳女性/情報・IT/技術職)

■意味は?

「レイヤー(layer)」とは層や階層のことです。建築物の階層構造など、上から下までの各クラスがあわさることでひとつのものを形成する場合などに、それぞれのクラスのことを「レイヤー」といいます。形成されるものは物体である必要はないので、組織やコンピュータープログラムに対して使うこともあります。また、同様の仕組みを利用した画像処理ソフト機能のひとつとしても知られており、レイヤーが透明なものと仮定して利用します。これは複数のレイヤーに対して異なる絵を描き、いくつも重ねてひとつの画像にみせる方法です。これにより画像の一部を消したり追加したりする場合は、各レイヤーだけを編集すればよいので加工が容易になるのです。

今回の調査結果で「レイヤー」を使っていると答えたのは8.4%とやや少なめでしたが、プログラムや会社の階級、画像処理など業種や職種によって様々な意味で利用されていることがわかりました。前後の会話から「レイヤー」が何を表現しているのかを確認しながら、内容を把握するようにしましょう。


調査時期: 2013年10月12日~2013年10月13日
調査対象: マイナビニュース会員
調査数: 男性238名 女性262名
調査方法: インターネットログイン式アンケート
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