2024年3月2日 12:08
リリー・フランキー、“お蔵入り”心配の主演作公開「このパターンだと…」 錦戸亮から影響も
お芝居をするのにとても難しい役柄だと思うんですが、そういう静かなお芝居にも何か思いを載せられる人なので、錦戸くんを見ていて、お芝居にも影響があったように思います」と語る。
物語にちなんで、登壇者にとっての家族とはどのような存在なのか、という質問が投げられるひと幕も。リリーが「僕は母親とふたりでいろんなところを転々としている感じだったんですよ。その後、東京に母を呼び寄せたわけです。福岡県出身なんですけど15歳の時から福岡にいないので、母親がいるところがふるさとという感じでした」と切り出し、「だから、夕方にお父さんがいて、お母さんがいて、兄弟がいて、という友だちの家に遊びに行くと、夕飯にお呼ばれすることもあるじゃないですか。僕はあれを見るたびに『うわ、テレビみたい!』と思ってしまうんです。だからそれぞれの家族の形があるし、自分は母親がいること、ということになるんですけど。今みたいに誰もいなくなると、なかなか家族というのは……」と思案しつつ、「どうですか?」と隣の高梨に話題を投げかける。
その言葉を受けた高梨は「わたしにとっては嫌われてもいいや、という存在ですね」とキッパリ。その言葉にリリーが「あなた、そんな気持ちだったら離縁を申し出られますよ!」