役所広司、日本アカデミー賞で4回目の最優秀主演男優賞「本当にいいもんですね」

第47回日本アカデミー賞の授賞式が8日、東京･品川のグランドプリンスホテル新高輪にて行われ、受賞者たちが登場した。

○■最優秀男優賞の受賞回数が合わせて5回となった役所広司

映画『PERFECT DAYS』で最優秀主演男優賞に輝いた役所広司。これまでに『Shall we ダンス?』(第20回)、『うなぎ』(第21回)、『孤狼の血』(第42回)で同賞を受賞し、4回目の受賞で故・高倉健さんと並ぶ。『三度目の殺人』(第41回)で最優秀助演男優賞も受賞しており、合わせて5回の最優秀賞となった。

役所は「うれしいです。今日一緒に優秀賞をもらった俳優さんたちは本当に好きな俳優さんばっかりで、おまけに(プレゼンターの)妻夫木(聡)くんからこんなに素晴らしい賞をもらって」と喜ぶ。

「この映画のスタートは、今まで自分がやったことのないスタートでした。とにかく公共のものを大切にしたいという制作者の思いから始まって、世界中のお客さんが『PERFECT DAYS』を観に来て楽しんでくださっていることにとても感謝したいと思います。本当にいいもんですね。うれしい」とコメント。これまで『ゴジラ-1.0』の受賞が続いていため、「これでやっと『ゴジラ』の牙を抜いた感じがします」