2024年3月23日 11:00
元アンジュルム勝田里奈、POP UPで売上1,000万円超えの快挙に「信じられない」 ブランド立ち上げ3年目の近況
とヒントをいただくこともあります。――そのアイデアをもとに、どんなアイテムを作るか打ち合わせをしていくんですね。
「こういうイメージの、こういうアイテムが作りたいです」とチーム全体に共有し、まずは素材を大量に集めていくんですけど、とにかく膨大な中から「生地は良くても、いい色がないな」「この色とこの色は似ているけどちょっと明るさが違う」と見比べて、アイテムに使う素材を選んでいくので、楽しくもあり、すごく大変な作業でもあります。そのあと縫製されたサンプルが上がってくるので、実際に着て、サイズのチェックをしたり、動いたらどうなるかを確認します。よくあるのは、スカートが想像より歩きづらくて、でも歩きやすいように裾を広げると、もともとイメージしていたシルエットと変わってしまう、という悩み。デザインやシルエットを守りながら機能性を実現させていくのが、毎回の挑戦です。
○今シーズンのオススメはセットアップ
――今シーズンはカラーバリエーションが豊富ということですが、ディレクターとして、色展開で苦労する点を教えてください。
「このカラーも作りたい」という願望が果てしなく生まれてしまうことですね。