家賃や共益費とあわせて、水道代も定額制になっている物件をよく見かけます。家族が多くて水道をよく使うご家庭だったらきっとお得なんだろうな、と想像できますが、一人暮らしであまり水道を使わない場合、本当にお得なのかどうかは分からないですよね。いったいどこからがお得なラインとなるのか、探ってみました。
■メーターの口径によって料金が違う
水道料金はメーターの口径によって料金が変わります。まずは入居する予定の物件の口径が何mmなのかを確認しておきましょう。ここでは一般的といわれている口径20mmで話を進めます。
■地域によって料金が違う
各自治体によって水道料金は異なります。また、上下水道込みか、別々かによっても値段が変わります。
ここでは東京23区を例としました。
■11立方米を超えると単価がはねあがる
⚫東京都の水道料金の計算方法
(基本料金+従量料金+下水道料金)×1.05=請求料金
※下水道料金は水道使用量と同量とみなして計算
東京都では、水道の使用量が11立方米を超えると、1立方米あたりの単価が上がります。
⚫従量料金
0~5立方米→0円
6立方米~10立方メートル→22円/1立方メートル22円
11立方メートル~20立方メートル→128円/1立方メートル128円
※算出方法については、東京都の水道局ホームページ( http://www.waterworks.metro.tokyo.jp/customer/life/rkeisan23.html )