2024年4月3日 06:00
平泉成、80歳で映画初主演「いつの日かこんなことも…と60年」 Aぇ! group 佐野晶哉と年齢差タッグ
企画・プロデュース・監督は、平泉と佐野も出演した映画『20歳のソウル』(22年)でメガホンを取った秋山純が務めた。
ポスタービジュアルと予告映像も公開。ポスタービジュアルでは、長年シャッターを切ることで様々な“人生”の瞬間を切り取ってきたベテランカメラマンの鮫島(平泉)と、気鋭の若手カメラマンとしての華々しいキャリアを捨てて鮫島に弟子入りした太一(佐野)を上下に配置した。
予告映像では、鮫島と太一の出会い、そして “想い残し”を抱えた写真館を訪れる人々の人生の瞬間が切り取られる。鮫島と出会う前は他人に関心を持たず淡々と写真を撮っていた太一だが、「音が鳴るんです。鮫島さんの写真は。」と、鮫島が撮った写真に感銘を受け、弟子入りを志願。遺影を撮りたいと願い出る牧(佐藤)や、ホスピスで療養生活を送る雪代(美保)らの人生に触れていく。「被写体を撮ることだけが写真家の仕事じゃないだろ」そう言って客の心残りや後悔に向き合う鮫島の姿勢を傍で見守るうちに、太一自身の過去への“想い残し”に対する気持ちが変化していく。
感情を露わにして涙を流す太一と、後悔の表情を見せる鮫島が抱える“想い残し”が気になる映像となっている。