チュート徳井、監督務めた短編映画で自ら撮影 作詞や出演も!「大忙しだった」
お笑いコンビ・チュートリアルの徳井義実が20日、沖縄県内で同日開幕した「島ぜんぶでおーきな祭 第16回沖縄国際映画祭」内で行われた別府短編映画『喝采は聞こえない』の舞台挨拶に登壇した。
『喝采は聞こえない』は、別府短編映画制作プロジェクトの第5弾として徳井義実が脚本・撮影・監督を務めた短編作品。別府市を舞台にした売れない舞台女優の物語で、岸田麻佑が主演を務める。
徳井は「めんそーれ! 妙な作品になってしまって、ちょっとでもなんとなく楽しんでもらえたらありがたいなと思います」と挨拶。沖縄国際映画祭で初お披露目となった心境を聞かれると「妙な作品なので、見る人がどう見てくれるのか、何を感じてくれるのだろうか、何も感じないのだろうか、本当にわからない状態で、どう見られるんだろうと。長めのミュージックビデオと思ってもらえたらいいかな」と語った。
本作の制作は、同プロジェクトに関わっている友人から声をかけられたことがきっかけだったという徳井。「YouTube撮るノリでいいですって言われてやってみたら、斎藤工さんがやってるわ、あかんあかんと思ったけど、受けてもうたからとりあえずやったんですけど」と、過去に参加した人たちを見て驚いたという。
また、お笑いのネタ作りと脚本作りは「共通する部分もあるのかな」と言い、「構成していくとか、ここに重点を置こうとか、共通する部分もあるのかなと思います」と話した。
エンドロールでは、出演、脚本、音楽、撮影、監督とクレジットされている徳井は、「あのエンドロール嫌やねん、もう全部俺がやりましたみたいな感じで嫌やなと思ったけど、そうやからしょうがないかなと」と苦笑い。
音楽に関しては作詞を担当し、さらに作曲担当の人と打ち合わせしながら作り上げたという。撮影に関しては、踊るシーン以外は自身でカメラを回したそうで、「自前のカメラで。普段YouTubeを撮っているカメラを総動員して撮りました。監督の仕事と撮影の仕事と、1シーンくらい自分出ていたんですが、ずっと何かしらやることがあって大忙しでした」と振り返った。
「沖縄国際映画祭」は沖縄全域を舞台にした総合エンタテインメントの祭典で、2009年にスタート。2015年から「島ぜんぶでおーきな祭 沖縄国際映画祭」に名称を変更した。
16回目となる今回は、「お~い、お~きな、お~もしろい、お~まつりだ~。」をキャッチコピーとし、4月20日・21日の2日間開催。今年で最後の開催となる。
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