川西拓実&桜田ひより、互いに受けた刺激から演技論に発展「無知は最強だな」「自分の力を…」
と言っていて、実際に買ってきて食べていて、すごいなと(笑)
桜田:そうだ! 「おなかすいた〜!」と。
川西:肝が据わった様子が、本当にすごいなと思いました。
桜田:私は逆に、川西さんから感じる新鮮味が強くて。物事に対してのキラキラがやっぱり人一倍強い。私が今まで一緒にお仕事をしてきた方々は、幼い頃からやっていたりとか、年上の方だったりが多かったので、同じようなリズムで過ごしてたんですけど、川西さんはいろんなことをキラキラした目で見ていたので、「すべてが輝いて見えてるんだな」「このキラキラは忘れちゃダメだな」と思い、取り戻そうと思っていました。初心を忘れないで行こう、と。
○演じた役にアドバイスするなら…「そのままでいいよ」
――演技についてはいかがでしたか? お二人の演技論みたいなところも気になりました。
川西:僕は演技の経験がほぼゼロに等しいと思うので、とにかく場面場面で「この役はこういうことを考えている」ということを監督と話し合って、やっとお芝居に入れるので。
特に今回は周りの方に助けられた現場でした。
――桜田さんは日本アカデミー賞の新人俳優賞にも輝かれ…
川西:ほんまや! すごいですよ。